事実、二人の交際の噂は全く聞かない。女性週刊誌には“デート用の部屋がある”という情報もあったが、ツーショットの写真やデート部屋のあるマンションの写真すらも無い。前田と松也はそれぞれの会見で記者に質問され、笑顔は見せたものの交際についての発言は一切無かった。交際を楽しそうに認めていたのは、松也の母で新派の女優だった河合盛恵さんだけ。『女性自身』の取材に「歌舞伎役者の妻になる人には、以前から業界のことを知っている人がいいなと思っていましたから、前田敦子さんのような方なら大賛成。明日にでもOK。私は嫁いだときに引退しましたが、前田さんには仕事は無理をしない程度に続けて欲しい」とコメント。記者の「同棲してるんですか?」の質問にも小さく頷いたと伝えられた。
だが、その後もマスコミはデート中の姿をキャッチできていない。しかし、二人の交際は深く静かに続いていた。最新情報を証言するのは歌舞伎関係者だ。交際を最初に匂わせたのも歌舞伎俳優の中村獅童だった。スポーツ紙にスクープされる一日前、東京・明治座の『11月花形歌舞伎』の公演会見でのことだ。松也の横に並んだ獅童が「マッティー(松也の愛称)の方が色男だと思うよ。マッティーの方がもてますもの。本当に、いま、俺、言ったら明日の記事ダーンとデカくなる。いいたいんだけどなぁ〜。まぁ、冗談ですよ」と発言。「続いていますよ。それも頻繁にデートをしている。なぜ、バレないのかは知りませんが、写真週刊誌にもキャッチされていない。ただ、結婚という事になると二人に、いま結婚という意志がないという事でしょう」(歌舞伎関係者)
それにしても、壁の裏の出来事まで流れ出してしまう現代の情報社会で、このまま隠し通せることが出来るのだろうか? 歌舞伎俳優の一人は「交際が明らかになるまでは、役者仲間を誘ってカモフラージュしながらデートを楽しんでいましたが、発覚してからは役者仲間にも交際は見せていない」と。「彼は女性遊びが激しいタイプ。とにかくモテモテなんですよ。前田さんもそのうちにひとり」だって。前田ファンには許せない発言だ。