「蹄壁が薄くなっていて、ディープ(インパクト)と同じ接着装蹄で臨むらしい」「ディアデラ(ノビア)やハットトリックから併走パートナーを格下に変えたのは、エルフィンSが一回余分でテンションが高くなっているから」など、クラシックの本命馬につきものの、怪情報も栗東ではとびかっている。が、今にもはち切れんばかりの馬体を目の当たりにすれば、何の説得力もない。
もちろん「競馬は何がおこるかわからない」ことは百も承知だが、今年は魔の第1コーナー、魔の桜花賞ペースなんて、いにしえに葬り去られた新装阪神が舞台。チューリップ賞で見せた圧倒的脚力は、力と力の勝負、まぎれを許さない阪神外回りでより真価を増す。
桜並木の下、純度100%のウォッカが万人の心を酔わせる!!