同ドラマは、「2人と1台の機械」の奇妙な三角関係を描いたコメディー。香里奈は、恋愛から遠ざかる理系女子雫を演じ、バイセクシャルで雫を狙うモデルの同居人(池田エライザ)、スケベな変態AI(志尊淳)とユーモラスな会話劇を展開する。
同局の10月改編で新設される挑戦的作品枠「ブレイクマンデー24」の第1弾。「SNSを中心に話題となるコンテンツ」、「フレッシュな出演者、制作者の積極起用」を掲げ、地上波のみならず動画配信やBS局などと連動したドラマ、バラエティーを放送していくという。
一向に視聴率の低迷を打開できない同局が打ち出した新企画だけに、トップバッターに起用された香里奈はそれなりのプレッシャーを背負うことになりそうだ。
「以前ならば、基本的にプライムタイムのドラマ、それも主演かヒロインでのオファーしか受けなかった。ところが、今や仕事を選んでいられる立場ではなくなり、深夜ならば視聴率に関係なく純粋に作品が評価されるためオファーを受けたようだ」(フジ関係者)
香里奈といえば、14年3月に泥酔してM字開脚した“ベッド写真”を一部で報じられ、しばらく表舞台から遠ざかっていた。
その後、いずれも主演の連ドラ「結婚式の前日に」(TBS系)、「嫌われる勇気」(フジ系)をこなすもいずれもコケてしまった。
「写真のイメージがあるだけに、シリアスな役はそろそろ限界と思い新境地開拓を決断したのでは。いわば香里奈にとって“出直し”のドラマとなる」(芸能記者)
コメディー作品というだけに香里奈がどこまで“殻”を破れるかが注目される。