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川崎中1殺害事件の裏で起きていた 名門・鎌倉中3女子窃盗逮捕 イマドキJC犯罪告白ツィツター(2)

 昨年12月3日、体育の授業中、教室の中でその盗難事件は発生した。携帯電話数台と、数人のサイフから数万円がなくなったのだ。
 父兄からの被害届を受けて学校側が警察に通報、生徒の前で県警の鑑識が来て指紋採取までしていったという。その主犯格として、当初から警察に事情を聴かれていたのが、A子と友人2人の計3人だった。彼女たちは体育の授業をサボった時に、無人となった隣のクラスで犯行に及んだのだ。
 「生徒の着替えが置いてある教室で3人が鍵をかけて何かやっていたところ、忘れ物を取りにかえった子に目撃されていたそうなんです」(同校の父兄)
 すぐに、この3人が怪しいとなったのだが、本人たちはかたくなに否認。警察も未成年ということから捜査は慎重に行っていたようで、事件発生から3カ月後の逮捕劇となった。先に友人2人が逮捕されて自白。その上でA子は逮捕された。

 未成年の女子を収容する留置場があるのは、神奈川県警本部しかなく、A子は逮捕されて同県警本部に留置された。この学校の卒業式は、A子が留置場にいる間に行われた。
 「ただいま 心配かけてごめんね。久しぶりに家帰ったら卒業証書と一緒に置いてあった」
 クラスメートの寄せ書きには、A子の金髪姿のイラストまで描かれていた。地元では校則も厳しい「お嬢様学校」で通っている同校だが、逮捕された3人は無事卒業していたのだ。
 「未成年の学校内での犯罪の場合、警察が来ると素直に認めるケースがほとんど。その後、窃盗などは被害者側の意向を受けて学校側に任せることが多々あるのですが、今回のケースではかたくなに否認したから逮捕までされたのでしょう」(元警視庁刑事)

 実際のところ、窃盗事件があった後の学校は、ずっと微妙な雰囲気のままであったという。
 「同級生はみんな『絶対にあの子たちだ』ってわかっているのに、平気で彼女たちは学校に来ていました。その後に起きたのが川崎の事件だったでしょう。彼女たちが犯人の少年グループと繋がっているという噂まであって、被害者の中には本気で怖がっていた子もいます」(前出の父兄)

 だが、一方でA子たちに同情の声も上がっている。
 「この3人は、成績的にも素行的にも上(高校)にはいけない生徒でした。中3になった時には、すでに『おちこぼれ』が確定していて、ずっと荒れていました。高校生になれば豪華な修学旅行も予定されているのですが、彼女たちにはそんな話題は関係ないですし…。近づく別々の高校生活に複雑な心境もあったのでは?」(同校の別の父兄)
 学校側は本誌の取材に在校生らの逮捕という事実関係を認めた上で、「卒業を認めたのは最大限の教育的配慮だった」と回答した。

 家裁の審判を前にした最近のA子の書き込みがコレ。
 「おやうぜえ 話通じないよね ほんと」
 親や学校の配慮が無駄にならないことを願う。

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