同地検は「判決の量刑を不当として覆すのは困難」とし、小室被告の弁護側も控訴しない方針を示し判決が確定。そうなったのは小室率いるglobeの所属レコード会社「エイベックス」の松浦勝人社長のおかげだという。
「被害者に弁済した約6億5000万円は松浦社長が肩代わり。それによって温情判決で知られる裁判官の心証がよくなり執行猶予がついた」(司法記者)
小室の松浦社長および同社に対する借金はそれだけではない。
「借金の総額はエイベックスから前借したプロデュース料や制作費を含め、総額24億円といわれる。松浦社長は鈴木亜美との不倫疑惑や、小室への貸付など、株主からたたかれる“爆弾”を抱えたままではいられないはず。小室にはデカイ稼ぎをさせて一気に借金を回収する腹積もり」(芸能ライター)
小室の復帰について、松浦社長は先日の決算発表の席で「テレビには当分の間出られるとは思いませんので、ファンの皆様にはライブなど、直に接することのできる場での復帰をイメージしています」と明かしている。
「まずは8月のエイベックスのライブイベント『a-nation』でファンにあいさつさせるでしょう。現在のテレビ局は、スポンサーに配慮して執行猶予期間中のタレントは起用しない。松浦社長の言うとおり、小室が活動できるのはライブかプロデュース業になる」(同)
小室の復帰第1作はエイベックス所属のゴマキこと後藤真希のプロデュースという一部報道もああるが、「話題性はあるが、ゴマキの最近のCDの売り上げを考えると、ヒットの見込みは薄い」(音楽ライター)。
そこで、浮上しているのが小室の復帰祝いのスーパーライブだという。
「来年の夏ごろをメドに東京ドームで事実上活動休止状態のglobeの復活ライブが水面下で計画されている。ライブにはTMネットワークのメンバーや小室ファミリーら小室に縁のあるアーティストに声をかけようとしているが、小室と絡むのを嫌がるアーティストもいるかも。実現すれば、チケットやグッズ、DVDなどの売り上げで小室からかなりの金額を回収できそう。不安材料は、小室人気が今どこまであるのか」(レコード会社関係者)
心機一転、小室には頑張って欲しいものだ。