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局アナ経験なしのフリー女子アナに受難の時代到来?

 先ごろ、フリーアナウンサーの皆藤愛子が3月末でフジテレビ系情報番組「めざましテレビ」を卒業することが発表された。同番組のリニューアルに伴うもので、今後は同局「めざましどようび」のメインキャスターに専念。皆藤の後任は同局の山崎夕貴アナがつとめることが決定してる。

 「皆藤は現役早大生だった05年に同番組でデビューして『愛ちゃん』の愛称で親しまれ人気者となり、キャスター業以外にもCM出演、女優業、ラジオのパーソナリティー、写真集発売など売れっ子に。しかし、気象予報士の資格を取るわけでもなく、相変わらず、番組を仕切れる力量もなく、皆藤を気に入っていた大塚範一キャスターに代わり、同局の三宅正治アナのメイン司会就任が発表されたばかりで、“後ろ盾”がなくなったため、上手い具合に“リストラ”された」(フジテレビ関係者)

 この背景には、相変わらずテレビ各局に吹き荒れるコストカットの嵐の影響も少なからずあるようだ。

 「昨年の東日本大震災以降、CMの出稿量の落ち込みが激しいため、各局は制作費を大幅に削って対応するしかない。となると、真っ先に対象となるのが皆藤のようなフリーのアナウンサー。民放キー局ではなくとも、局アナ経験がある程度あれば番組の仕切りなどひと通りのスキルを身につけているので使いようがある。後は、気象予報士などテレビ界で役に立つスキルを個人的に身につけていれば今後、生き残っていけるだろうが。今後、フリーの女子アナには受難の時代が到来しそう」(テレビ関係者)

 同じフリーといっても、元フジの高島彩アナ、元日テレの西尾由佳里アナら元局アナの実力者は相変わらず古巣から重宝されているため、フリーの女子アナが入り込む枠はますます狭くなっているだけに、フリーの女子アナは何か自分にしかない“武器”が必要なようだ。

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