綾:え、どうして? 夏こそ、バカンスじゃない?
真由:だって、日焼けが…。
かすみ:私なんて、ガンガン海にも行ってるし、顔面も崩壊しかけてるよ(苦笑)。
綾:私もかなり紫外線には気を遣ってUVケアしているけど、外出は普通にしてるよ。
真由:私のお客さんたち、この肌を褒めて常連になってくれる人がすごく多いの。中にはすごい肌フェチな人がいて、この私の色白の肌を異常に気に入ってくれてる人もいるんだ。すごい大事なお客さんで…。もちろん、お店だけの関係なんだけど、いっぱい指名入れて来てくれるし、た〜くさんプレゼントも買ってくれるし、私にとってはなくてならないお客さんだからさ。
かすみ:その人が日焼けはダメだって?
真由:うん、『ちょっとでも日焼けしたらもう他の肌が綺麗な娘、探しちゃうかも』なんて言うから。だから、私、昼間は曇りの日でもまず外出しないようにしてる。
綾:すごい! プロ根性だね。
かすみ:私は全然気を遣ってなくて、焼けたら焼けたなりに似合うドレスとか探しているけどやっぱり、夜の世界のキャバ嬢は色白が魅力なんだろうね。
真由:私、もともと普通にOLしてたんだけど、ジャズ聴きに行ってたら、スカウトされたの。『この肌なら時給2万円は稼げるよ〜!』なんてね。この世界に入る前は地味で、ドレスもフルメイクも縁がなかった私だけど、やっぱりこの肌は稼げるんだって実感してる。時給2万円なんて、ちょっと大袈裟だけど今は月収で100万円近いよ。
綾:え〜、私なんて40万円くらいかな。やっぱり肌は女の武器なんだね。
かすみ:私も来年からは美白で勝負しようっと。
真由:うん、持って生まれた肌の質は親に感謝だけど、お手入れや努力も大切。私は毎晩、全身を鏡でくまなくチェックして一点の曇りもない肌をキープしてるよ。たとえ、お客さんに見られることのない部分でも、いつでも100点満点にしてるの。
綾:わぁ〜、私も意識を高く持って頑張ります。
*写真は本文とは関係ありません
【写真提供】新宿ディアレスト