◎ツルマルレオン
○アーバニティー
▲ダッシャーゴーゴー
△エーシンリジル
△グランプリエンゼル
△エーシンホワイティ
△ヘッドライナー
先週の安田記念では3歳馬リアルインパクトが4キロの斤量差を生かして優勝した。ここはハンデのG3で斤量差の意味合いは違うが、2年連続で3歳馬が2着に好走中のレースでもあり注目してみる手はある。2頭出走している3歳馬で可能性があるのはツルマルレオンの方だろう。前走・葵Sでは流れに乗れず8着に敗れたが、今回は手の合う小牧騎手騎乗。単走で速い時計をマークしたように追い切りの動きを見る限りデキは最高潮。トップハンデ58.5キロのダッシャーゴーゴーとは6.5キロの斤量差があり、中団で脚をためるような競馬ができれば勝ち負けに持ち込めるはずだ。血統的に異色と思える“ハーツクライ産駒のスプリンター”というのもスター性の一面。ここを勝つようなら短距離路線に楽しみな新星が誕生する。好調な馬が多く馬券は手広く流したい。
【馬連】流し(13)軸(3)(5)(7)(8)(10)(11)
【3連単】フォーメーション(13)→(10)(13)→(3)(5)(7)(8)(11)
◆東京11R エプソムC
◎アニメイトバイオ
○ダークシャドウ
▲セイクリッドバレー
△ダンツホウテイ
△エーブチェアマン
△スズジュピター
△アロマカフェ
△ハンソデバンド
紅一点アニメイトバイオから。エプソムCが別定戦となった96年以降は、牝馬の活躍がめっきりなくなったが(3着が最高)、G1で2着2回の実績があるアニメイトなら不利なデータを覆しての牡馬斬りが果たせそうだ。前走・ヴィクトリアマイル(7着)は、昨秋のエリザベス女王杯着以来で半年ぶりの実戦。鼻出血明けだったこともあり、手探り状態での仕上げだったことは否めない。それでもアパパネ、ブエナ0.4秒差。地力の高さは見せた。叩き2戦目、馬体も成長し精神的にも大人になってきた今なら、古馬になって初めて挑む牡馬との戦いも気後れすることはないだろう。むしろ、G3のここなら横綱相撲を見せる可能性すらある。1000万を勝ったばかりの身で挑戦した産経大阪杯でヒルノダムールの2着したダークシャドウ、新潟大賞典に続いての重賞連勝を目論むセイクリッドバレー、メイSを勝った後も充実一途のダンツホウテイ、今回と同じ舞台で条件を2連勝中のエーブチェアマン、以下、スズジュピター、アロマカフェ、ハンソデバンドあたりまで手広く流したい。
【馬連】流し(14)軸(2)(3)(6)(7)(9)(11)(18)
【3連単】フォーメーション(14)→(3)(6)→(2)(3)(6)(7)(9)(11)(18)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。