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北朝鮮初のウイスキーは世界で最も普及している「ジョニ黒」のパクリ?

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提供:週刊実話

 北朝鮮は、韓国を確実に上回るものが3つあるそうで、「冷麺」「女性」、そして「ビール」の3つを自慢する。そのビールブランドが「大同江ビール」で、容量は500ミリリットル、アルコール度数4.8%、原料は麦芽、ホップ、水、さらには米を使っているのを特徴とする。他には日本では一般的に表示されていない麦汁濃度の記載もあり11%となっている。

 大同江ビールは、故金正日総書記が「人民に良質なビールを届けたい」との号令一下プロジェクトがスタートし、英国で廃業したビール工場の設備を買い取り平壌へ移設、2002年4月から生産が始まった。醸造技術者を英独中などへ研修に派遣している。

 中国で「青島ビール」を研修した影響か、同ビールのビンは青島ビールに似ており、色も日本では見掛けない緑色をしている。

 また味は、原材料の生産地などを変え年々変化させており、毎年飲んでも味の違いを楽しむことができる。ただし海外からの要人や観光客用で高級品のため、北朝鮮人が毎日飲めるものではない。

 ビールに続いて初の国産ウイスキーが 今年の末ごろから平壌のデパートで売られる予定だという。

 「このウイスキーは、北朝鮮の『三日浦特産品工場』が製造したもので、ブラックラベル(アルコール度数40%)とレッドラベル(同42%)の2種類があり、この点、世界で最も普及しているスコッチ・ウイスキー『ジョニーウォーカー』と似ています。セールストークも独特で、『8種類の必須アミノ酸を含む15種のアミノ酸が含有されており、肝臓の損傷や飲み過ぎによる副作用を減じる効果がある』との触れ込みです。価格は15ドル(約1600円)ほどですが、北朝鮮で売られている酒類の中では“プレミア級”です」(北朝鮮ウオッチャー)

 工場側は「経済制裁が溶ければ、海外輸出にも打って出たい」と語っているというが、セールトークからするとジョニ黒・赤ではなく、養命酒っぽいのかもしれない。

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