もっとも興味をもっているのが明石家さんまである。
視聴率が8〜9%台と低迷している『ホンマでっか!?TV』のレギュラーに、というわけだ。スタッフが打診したところ、森口氏本人は条件その他で具体的に何も提示せず、出演には意欲的。問題は預かる事務所がないだけだ。
たしかにタイミングも悪くない。森口氏は10月19日に東大病院をクビになり、目下無職の状態が続いている。貯金もそれほど残っていないという。東大病院時代は総支給額46万円、手取りで36万円あったが、いまはゼロ円。苦しいのは当たり前だ。
一部スポーツ紙でも森口氏は「落ちついたら就職活動をしたいと思う。しかし、この状況だと就職しにくいけど。できればこれまでの経験を生かし、本を出版したり、雑誌や新聞のコラムを書きたい」と話す。
さんまが注目するのもわかる。よくも悪くも“知名度は抜群”だし、キャラも十二分に立っているからだ。
「やや気持ち悪いところがあるが、ボーッとしてなにを考えているかわからないところがいい。森口氏をみていると、人生があまり暗くならないのです」(スポーツ紙記者)
出演するにあたってのネックは、大学教授がいるレギュラー出演者の反対。一部には「あんな男と一緒に出たくない」と眉をひそめるレギュラーもいるという。
ただ、さんまとしては視聴率を上げることが先決問題。森口氏をいじりまくれば視聴率が絶対に上がる…そう確信しているようだ。
年内か来年にかけて、森口氏が『ホンマでっか!?TV』のレギュラーの椅子に座っている可能性は高い。