この問題は、吉本興業からの出演料などを受け取るために徳井が個人で設立した「株式会社チューリップ」が、徳井の個人的な旅行代や洋服代などを経費として計上していたとして、東京国税局が約2000万円の所得隠しを指摘したもの。さらに、16年から18年までの3年間は所得を申告しておらず、約1億円の申告漏れとなっていた。
この日、『ミヤネ屋』冒頭でもこの話題を扱っていたが、宮根は徳井と電話で話したことを明かし、「結局、無知だったんですよ。徳井は。『決算の時期だ』って言われたらしいんですよ。税理士さんか誰かに。だけど、『分かりました』ってバタバタしてたら時期を過ぎちゃったって。で、(次の年に)2年まとめて払えばいいや。で、またバタバタしてて忘れちゃった、っていう、完全な徳井の無知」と、納税の仕組みを分かっていなかったとしていた。
出演者からは「普通来ますよ、1年で」といったツッコミが上がっていたものの、宮根はあくまで「馬鹿だったんです。無知なんです。納税を毎年しなきゃいけないっていうのをこいつは認識してない。『2、3年まとめて払えばいいわ』ぐらいの知識しかなかった」と、無知が招いた事態だったと擁護。「金ちょろまかそうとするやつじゃない。ただただアホやった。馬鹿ですね。無申告というのは馬鹿ですね」と、その後も“馬鹿”を連発していた。
宮根は始終、「徳井を庇うわけじゃないけど……」などと話していたが、「さすがに庇いすぎて引いた」「会社なのに顧問税理士いないってありえないし、馬鹿とか言う問題じゃない」「庇えば庇うほど両方の好感度が落ちていく」といった呆れ声が多く寄せられてしまっていた。
「馬鹿」の一言で済まされるような額の申告漏れではないことは、誰の目にも明らかということもあり、不自然に擁護し続ける宮根に不信の声が集まってしまったようだ。