羽賀は被害者への弁償を逃れるため、財産を元妻に財産分与したように装った疑いがあるとして、警察は強制執行妨害などの疑いで逮捕するという。
「羽賀は裁判で被害男性に3億9000万円を返還するように命じられましたが、それを不服として控訴しました。しかし、控訴は棄却され判決は確定。すると、羽賀は離婚した元妻のMさんに不動産の権利をすべて移し、財産がないように装った疑いがあるのです。羽賀の所有している物件は沖縄でも有名なリゾート地にあり、月々300万円以上の家賃収入があるといわれています。資産価値は3億5000万円以上はあるでしょうね」(全国紙記者)
羽賀のあくどいところはこれだけではない、一審時には被害者に数百万円で和解してくれないかと打診し、さらには高裁へ控訴するための費用も払えないとして、国に“控訴救助”の申し立てもしていたのだ。
「羽賀は一審の判決が出た直後に突然Mさんと離婚し、数日後には不動産の権利をすべて譲渡しました。慰謝料にしてはあまりにも高額で、財産を守るための偽装離婚だといわれていましたが、いよいよ警察も動いたようですね。もしこれが事実だと認定されたら、元妻のMさんも共犯ということで罪に問われるでしょう」(同・記者)
羽賀を知る芸能界関係者が声を潜めて言う。
「羽賀はいつも金の話ばかりしていましたね。金への執着はかなり強かったと思いますよ。今回の事件も、出所後は自己破産して無一文になったと見せかけて、裏で元妻との関係を続けようとしていたんじゃないでしょうか。被害者には一切弁償しないで、自分の財産だけはしっかり残そうとしていたなら、全く反省などしていないも同然だと思いますね」
1月4日の『中居正広のキンスマスペシャル』(TBS系)にゲスト出演した梅宮アンナは、羽賀と交際しているときに沖縄にオープンさせた商業施設3店舗の借金8000万円を肩代わりしたと告白。スタジオではどよめきが起こっていた。
稀代の悪党とはまさに羽賀のことを言うのかもしれない。