斤量50キロは裸同然。唯一頭の3歳馬、ライステラスが混戦に断を下す。
初勝利を挙げたのが新潟コース。そして、2勝目のサフラン賞はここと同じ1400メートルと条件は最適。しかも、2勝とも破った相手は、先週の長岡Sを破竹の2連勝で制した、ニシノステディーだから3歳馬のレベルの高さを如実に証明している。
まして、ライステラスは阪神JF、桜花賞TR・チューリップ賞で幻の牝馬3冠馬と呼ばれる、レーヴディソール相手に(3)、(2)着と確固たる実績を残している。確かに、ここがオークス((13)着)以来、約3か月ぶりのハンデを抱えているが、仕上がりの早い牝馬で死角にはならない。
現に、チューリップ賞は約3か月ぶりの実戦で、(2)着と結果を出しているし、期待して大丈夫。休養を境に、一段とパワーアップした走りを見せてくれるだろう。
◎3ライステラス
○4アーバニティ
▲7サワノパンサー
△6コスモセンサー、11スズジュピター
☆新潟10R「三面川特別」(芝1800メートル)
関屋記念で百戦錬磨の古馬勢相手に、(3)着と好走した強い3歳馬のサトノフローラをイチ押し。
〈2010〉と、コース実績は抜群だし、牝馬限定の自己条件戦。普通に走ってくれば勝てる、と確信する。
◎2サトノフローラ
○10リヴァーレ
▲9ラナンキュラス
△3イッツスパーブ、8ルージュバンブー
☆新潟9R「古町特別」(芝1600メートル)
決め手はメンバー屈指の、ヤマカツハクリュウで今度こそ。
前走の佐渡特別はメンバー最速の差し脚を発揮しながら、(2)着(0秒1差)と惜しいチャンスを逸しているが、3着は2馬身1|2差突き放しており、内容は負けて強し。
春の新潟シリーズで、ここと同条件の石打特別をやはり、メンバー最速の差し脚を爆発させ圧勝(0秒2差)と、実力を疑う余地はない。差し切りが決まる。
◎10ヤマカツハクリュウ
○2マイネルドルチェ
▲9グァンタナメラ
△3ユキノサイレンス、18ウインクリアビュー
☆札幌11R「しらかばステークス」(ダ1700メートル)
1戦ごとに地力強化の跡を示す、恵ハンデ54キロのメダリアビートが狙い目。
前々走の大沼S(4)着はスタートで躓く不利がありながら、人気のエーシンモアオバーと0秒7差。また、前走のマリーンS(3)着はレコードにコンマ4秒差だから、2戦とも評価できる。
状態は益々快調だし、差し切りのチャンスだ。
◎5メダリアビート
○12エーシンモアオバー
▲9フリソ
△1クリールパッション、4パワーストラグル
☆小倉11R「釜山ステークス」(芝2000メートル)
圧倒的な強さで特別2連勝中と、本格化著しいエクスペディションの勢いは止まらない。ここも通過点。
◎7エクスペディション
○1エイシンサクセス
▲4ミキノバンジョー
△2ワルキューレ、5スカイリュウホー
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。