☆中山10R 有馬記念(GI)(芝2500m)
出走各馬に一長一短があり、近年稀に見る大混戦の有馬記念。今年大ブレークしたラブリーデイが中心視されるが、秋4戦目で上がり目という点では期待できず距離もぎりぎりと言った印象。ここは思い切って消す。次に実績では出走馬No.1のゴールドシップ。条件面では絶好であるが本馬の場合気持が向くかどうか。JCを一度使われて上がり目は見込めるだけに無視はできないが、本命に推すには二の足を踏む。ここは△に留める。本命には相当な上がり目が期待できるルージュバックを抜擢する。前走は熱発明けでの6か月ぶりの実戦がGI。出遅れから後方の位置取りとなり、直線でも入口でぶつけられる不利がありながらメンバー中2位の上がりを使い、勝ち馬から0秒1差の4着と負けて強の内容。これまで体質の弱さから在厩のまま連戦したことがなかったが、今回は初の連戦。それだけ前走からガクッと来ることもなく状態が良い証拠。追い切りの動きを見ても状態が良かった時のダイナミックなフォームが戻ってきており、脚さばきにも力強さが出てきた。前走からの上がり目は相当なものが見込める。もともと凱旋門賞への挑戦も視野に入っていた馬だけに、実力が発揮できれば古馬の一線級とも引けを取らないポテンシャル。今の状態なら大仕事をやってのけてもおかしくない。相手本線はリアファル。1番人気に押された前走の菊花賞であったが、マークが厳しく本馬にはつらい展開で3着に敗れたが、勝ち馬から0秒1差の3着まで粘った力は負けて強。今回はグランプリレースだけに有力馬が多数おり、前回ほどマークは厳しくならないだろう。マイペースで行ければ好戦必死。一発ならワンアンドオンリー。JCでは加速に時間を要した部分があったが、最後はしっかり伸びてきており勝ち馬とは0秒3差と僅か。追い切りの動きを見ても今年一番のデキに見え、ようやくダービーを勝った時の良い状態に戻ってきた印象。ダービー馬復活の可能性十分。以下、ゴールドアクター、ラストインパクト、サウンズオブアースまで。
◎(13)ルージュバック
○(12)リアファル
▲(8)ワンアンドオンリー
△(15)ゴールドシップ
△(7)ゴールドアクター
△(3)ラストインパクト
△(9)サウンズオブアース
好調教馬(13)(7)(8)(12)
買い目
【馬単】8点
(13)⇔(7)(8)(12)(15)
【3連複1頭軸流し】15点
(13)-(3)(7)(8)(9)(12)(15)
【3連単フォーメーション】20点
(13)→(7)(8)(12)(15)→(3)(7)(8)(9)(12)(15)
☆阪神11R カウントダウンステークス(芝2000m)
ムーンクレストは、前走ややかかり気味になった分伸びを欠いたが、直線オッと思わせる脚を使った。これまでのレースぶりを見るとどこからでも競馬ができる器用さがあるが、先行すると決め手に欠く部分が見られ追い込んだ方がベターと見る。今回は乗りなれた武豊騎手に手が戻り、前々走のように決め手を活かす競馬をすればこのクラスでも十分勝ち負けできる。
◎(9)ムーンクレスト
○(7)ヘミングウェイ
▲(5)キングストーン
△(1)ショウナンバーキン
△(8)サンライズタイセイ
買い目
【馬単】6点
(9)→(1)(5)(7)(8)
(5)(7)→(9)
【3連複1頭軸流し】6点
(9)-(1)(5)(7)(8)
【3連単フォーメーション】24点
(9)→(1)(5)(7)(8)→(1)(5)(7)(8)
(1)(5)(7)(8)→(9)→(1)(5)(7)(8)
※出走表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙への入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり3連単100万円越えもあり。予想スタイルは馬の適性、過去のレース内容、調教を重視。