ケータイ電話が日本全国に行きわたり、人口が減り、需要拡大が見込めない中で今までのプロモーションで良いのだろうか? 代替機を新たなプロモーションの場として捉えるならば、最新機種を使わせるキッカケとして考えてみるとより、面白くなる。もちろんワザと壊して、しばらくの間でも良いので最新の代替機を使いたいという輩も必ず出てくるので、そういったタイプには従来通り古い代替機を貸与させれば良い。修理対応のお客さんがいる時には、月々の支払いプランの料金を確認することはすぐに出来るので、修理対応の会話の中から新たなニーズを探ることは可能だろう。その分、ケータイ電話の窓口担当には負担がかかってしまうので、各ケータイキャリアが負担分は実績給でフォローしてあげればモチベーションに繋がる。
ケータイ電話機のメーカーにはプロモーションで使う機種は、大量生産はしないものの、意見をリサーチしたい場合に利用するのも1つの方法である。最新機種を売りたいが故、ゴリゴリの押し付け営業にならないようにすることも忘れてはならない。
TVのCMをガンガン打つだけの大きい仕掛けも必要不可欠ではあるが、既存ユーザーのニーズを別の視点から探ってみると新たな可能性が見えてくるだろう。