「ヒカキンがガチでウマいと思うセブンの商品トップ3」と題して18日に投稿したこの動画の再生回数は、230万回を超えた(23日現在)。ヒカキンが選んだ商品は、「のむヨーグルトアロエ」「金のワッフルコーンミルクバニラ」「おいしさまるごとナチュラルポテト」だった。
動画配信の数分後からツイッター上では「買いました」の声が続出。セブンイレブンでは売り切れが続出し、生産が追いつかない事態となっているという。
その内、特にポテトは、東京、神奈川、千葉の関東地区限定のようで、メルカリで転売が続出している。定価の4倍という高い価格設定でも落札が続出。メルカリでは出品して売れるとポイント貯まり、現金を使用せずにそのポイントで購入が可能なため、多少値段が高くても、そのお手軽さで購入者が増えていると言われている。
この“ヒカキン効果”はネット上でも話題となり、様々な意見が飛び交う結果となった。
「ヒカキンさんの影響力は、TVのコマーシャルよりも経済効果を生み出しちゃう! ヒカキンパワー、スゴいです」「お金もらってなくて何千万円の経済効果はヤバ過ぎ」「最近セブンでナチュラルポテトがごっそり売り切れになっているのはヒカキンの影響なのか」「メルカリは売り方の酷い物もあるので私はそこまでして買おうとは思わないかな」「セブン店員です。1位のポテト、売れ過ぎて発注停止になりました…」
この騒動を受け、ヒカキン本人は22日に、「力を持ち過ぎて自分が怖くなりました」との動画をアップし、自分の経済効果を自画自賛している。ポテトの売り上げは2500万円を超えていると分析し、「売れるのは想定内だったが、メルカリで転売されるのは想定外だった」と語っている。
この動画の最後には、ポテトの製造工場がストップしてしまったという視聴者からの反応を紹介し、ヒカキンは改めて自身の影響力の強さに怖れを抱いていた。
昔はテレビの紹介をきっかけに売れるものが多かったが、今ではヒカキンなどのユーチューバーの影響力の方が大きいようだ。