飛行機の機内から撮影されたそのUFOは、巨大な灰色のハンマーのような形をしていたのだ。このハンマー型UFOは母船だったようで、動画には3つの白く光る小さな発光物体がハンマー型UFOから離れていき、ハンマー型UFOも雲の下へ降下していって消えてしまう、というくだりが撮影されている。
このUFOが撮影された飛行機は当時インドのラジャスタン州上空を飛行中だったそうで、現地では地上でも目撃証言がないか追跡調査中だという。
円盤形や球形、葉巻型とも違う形状のUFOは数こそ少ないものの度々目撃されている。
前述のハンマー型UFOに近い形状のUFOの目撃証言も、1964年ドイツにて報告されていた。
この写真は1964年3月8日、ドイツのラインラント州のオーバーヴェセルにて撮影されたもの。写真は同地を走行中だった列車の車内にいた人物が、車窓から空に浮かんでいる変わった形の飛行物体を目撃、慌ててカメラを手に撮影したという。画像には過ぎ去る町並みの上に浮かぶ変わった形状のUFOの姿が捉えられている。普通UFOといえば円盤状を想像する人が多いだろうが、このUFOはありがちなアダムスキー型UFOの下に細長い円錐を付けたような形状をしている。シルエットだけならハンマー型UFOにも似ていると言えるだろう。このUFO自体も高速で動いていたのか、町並みよりもぶれて写っているのが解る。
しかし、このUFOに関してはやはり「おもちゃを使用したトリック写真」ではないかという説が存在している。写真を見ても解るが、どうもこのUFOは高速回転して飛行しているようであり、また後ろの家などと比べると距離が掴みづらいものの、ずっと小型であるように感じられる。
よって、このUFOはゴムやバネを利用してコマ状のものを飛ばすおもちゃ(竹トンボのようなプロペラのおもちゃ)を改造して撮影したものではないかとする説が存在しているのだ。
文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所