番組では、徳光の司会料に触れ「正式なルートなら三桁」と紹介されており、須藤は金額の大きさに驚いた様子であった。知名度と喋りの上手さを活かした結婚式をはじめとする司会は、アナウンサーにとってはオイシイ副業バイトの一つといわれている。
「テレビ局は高給取りといわれていますが、それでも、アナウンサーはあくまで会社員です。収入の上限はどんなに行っても年収3000万円であり、それ以上に稼ぎたい場合にはフリーを目指すことになりますが、失敗のリスクもある。そこで、休日に結婚式の司会をこなし“小遣い稼ぎ”をするアナウンサーも多いですね。ギャラの相場は知名度によってピンキリですが、徳光和夫クラスで、1本100万円からと言われています」(放送業界関係者)
徳光はフリーアナウンサーのため、司会業も自由にできる。一方で、会社に所属している場合は副業禁止などの内規に引っかかる可能性がある。そのため、会社員アナウンサーの場合、司会バイトは個人的に請け負う“裏バイト”的な扱いとなり、ギャラもケースバイケースとなる。結婚式のようなおめでたい席なら、それだけ色を付けてもらえるだろう。
「日本テレビの上重聡アナウンサーが、実業家から約1億7千万円の融資を受けていると週刊誌に報じられ問題になりましたが、のちに、全額返済を報告しています。会社の給料もあるでしょうが、そこには司会バイトのギャラも充てられていたかもしれません。フジテレビの名物アナウンサーとして知られた故・逸見政孝さんも、億単位で組んだ自宅新築の20年ローンを、結婚式司会を多くこなすことで、わずか6年で完済しています」(前出・同)
結婚式に際し、須藤が徳光に「いくら包む」のか気になるところだ。