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谷やんの地獄耳 セントウルS スリープレスナイトに久々の不安なし

 秋の阪神のオープニングを飾るのは「第23回セントウルS」(GII、芝1200メートル、13日)。東西から快速馬が勢ぞろいしたが、注目はやはりスプリンターズSの覇者スリープレスナイトだろう。サマースプリントシリーズ優勝を狙うカノヤザクラと2頭出しの橋口調教師に、栗東キャップ・谷口記者が迫った。

 −−高松宮記念(2着)からここまでの経緯は?
 橋口調教師「レース後、グリーンウッドにリフレッシュ放牧へ出して、8月7日に戻ってきた。向こうでもしっかりと乗り込んできたし、帰ってきてからもスケジュール通りのメニューを消化しているよ」

 −−前走ではジンマシンにかなり悩まされたようですが。
 橋口師「そうなんだ。原因不明だから、タチが悪かった。当時は症状を抑えるため、週1回のペースで注射を打っていた。人間でもジンマシンが出ると、『どこか体の具合が悪いんじゃないか』と心配になるように、いくら攻め馬で動いていても疑心暗鬼にならざるを得なかったが、今はまったく薬を使うことなく順調にきているからね。やっぱり、不安なくケイコをやれることが何よりだよ」

 −−最終追い切りは坂路で。全体時計はエラーでしたが、推定で51秒台。上がりは馬なりで3F37秒6→12秒5を計時しました。ゴール前は軽く流したように見えましたが、スピード感満点でしたね。
 橋口師「時計は速かったみたいだが、無理はしていないし、問題ない。牝馬でも馬格があるし、やったからといってカイバがあがるようなことはない。体は500キロを少し超えると思うが、前走(492キロ)が減りすぎ。去年の北九州記念は502キロで勝っているんだしね」

 −−レースへ向けての抱負を。
 橋口師「正直、高松宮記念はあの状態でよく2着まできたと思う。5連勝でGIを勝ったことがダテじゃないことを証明してくれた。確かに、目標は連覇がかかる次のスプリンターズSだが、それでもGIIでは負けられない立場だと思っている。スリープレスナイトが勝てば、もう1頭のカノヤザクラは5着まででサマースプリントシリーズの優勝が決まる。うちの厩舎にとっては本当に重要な一戦なんだ」

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