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オークス 得意の季節を前に夏女エフティマイアがさらに上昇

 フロックとはいわせない。「第69回オークス」(JpnI 東京芝2400m 25日)の最終追い切りが行われた今朝(21日)、桜花賞2着のエフティマイアが、前走をさらに上回る絶好の動きを披露した。前走は15番人気での激走だったが、無傷の3連勝で新潟2歳Sを制したことを思えば驚くには値しない。大好きな夏を間近に控えた元気娘が勇躍、樫の舞台に挑む。

 単勝15番人気の桜花賞で2着と好走、大波乱の片棒を担いだエフティマイア。新潟2歳チャンピオンの面目躍如だった。
 高橋助手は「桜花賞がフロックじゃないことを証明したい」と決意も新たに、「(前走10kg減だった)馬体も戻ったし、状態は充実している」とアピールする。
 2400mは初体験だが、「極端にスローにならなければ折り合いはつくし、距離はもつと思う。うまく脚をためられれば」と高橋助手。桜花賞で魅せた鬼脚が再びさく裂するシーンも十分だ。

 【最終追いVTR】シーレイダース(古馬500万)を5Fで1秒追走。その差は縮まらないまま直線を迎えたが、そこから力強いストライドでグイグイ加速。外に並んだところがゴール板だった。気配は良好。

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