各紙によると、同大会は日本で開催される唯一の国際大会で、金メダリストを含む5か国34人が参加。高校時代、国体4位の実力を持つ華原は、昨年番組企画で23年ぶりに競技を再開し、同10月の「ジャパンオープン」で優勝し、今回も活躍が期待されたが、表彰台は逃したという。
それでも、競技再開を機に一念発起し、2月に高級車1台分にあたる自馬を購入。24日と25日に行われた別種目では、それぞれ2位、4位と健闘。それもあってか、日本馬術連盟がジュニア世代(22歳まで)を対象に、ドイツ北西部のローネで行う五輪強化合宿へ特別枠で参加することが決定した。
特例で8月下旬から1週間留学するため、恒例の夏ツアーは延期。目標に「全日本障害馬術大会」(9月14〜17日)の制覇を挙げ、「今のままでは五輪は無理。失敗から逃げないと決めたので頑張りたい。遊ぶ時間も馬術にかけます!」と約束したというのだ。
「華原といえば、かつては男や酒に溺れ、身を持ち崩し芸能活動を休止しただけに、馬術に打ち込んでくれて周囲も安心している。大会の模様は、4月15日のTBS系『炎の体育会TV』で放送されるというが、事務所にとっては華原は“更生”したし、仕事にもつながるしで一石二鳥」(テレビ関係者)
華原が45歳となる3年後には東京五輪が開催。12年のロンドン五輪には馬術で法華津寛選手が71歳で出場。年齢的に華原は五輪を目指してもまったく問題はないが、「もし五輪に出れなくても、華原が絡むことによって大いに競技のPRになるだけに、東京五輪の仕事が保証されたようなもの」(同)。
馬術選手としての華原の今後が大いに注目される。