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石崎議員への疑惑で「魔の三回生」に再び注目 元祖“未熟で不祥事”杉村太蔵の有能さが比較される?

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杉村太蔵

 秘書に対する暴言、暴行が『週刊新潮』(新潮社)で告発された自民党の石崎徹衆議院議員に新たな疑惑が出ている。『週刊文春』(文藝春秋)に報じられたのは、外国人女性への「買春」持ちかけである。女性は英語のレッスン中に迫られたと被害を訴え出ている。

 石崎議員は現在、仕事を休んでおり、近く釈明の記者会見も行われるという。ただ、かなり問題含みだといえ、辞職や離党といった何らかの落とし所は避けられないと見られる。

 石崎議員は慶應義塾大学を卒業後、財務省に入省した官僚出身のエリートである。2012年当選組であり、問題行動を起こす議員が多いことから、「魔の三回生」と呼ばれている。この2月に女性への乱暴、盗撮報道により離党・辞職した田畑毅元議員のほか、記憶に新しい「このハゲー」の暴言でおなじみの豊田真由子元議員、重婚とストーカー疑惑が報じられた中川俊直元議員も同期当選組だ。豊田・中川元議員は不祥事を受け離党し、次の衆院選で豊田元議員は無所属で出馬し落選、中川元議員は出馬を断念し、「魔の二回生」止まりとなった。

 これらの議員の特徴は、政治の追い風に乘って当選、経歴上はエリートながら人間性に実は問題があったといったものである。党は違うが、「北方領土を戦争で取り返す」発言で日本維新の会を除名された丸山穂高議員も、2012年当選組である。

 こうした不祥事続きから見ると、現在はタレント、政治評論家として活躍するあの議員は、まだ可愛げがあったといえるだろう。

 「杉村太蔵ですね。2005年の衆議院議員選挙で26歳で初当選を果たします。この年の選挙は、小泉純一郎首相が郵政民営化の是非を問い解散し、自民党が圧勝します。杉村は比例代表南関東ブロック35位という、通常ならば当選圏外でしたが、風に乗り当選を果たします。すると、『早く料亭へ行ってみたい』『念願のBMWが買える』といった奔放な発言が話題となりました。これが党内で問題となると、一転して反省ムードの会見を行い、その漫画的なキャラクターが愛されたと言えます」(芸能関係者)

 杉村は2009年の選挙では、地元の北海道から出馬を模索するも断念。2010年の参議院選挙に「たちあがれ日本」から比例代表で出馬するも落選。その後は政治家の道を諦めたのか、タレント活動を本格的に開始し『サンデー・ジャポン』(TBS系)で付けられた「薄口政治評論家」の肩書も話題となった。根っからの明るいキャラクターがうまく生かされたと言える。また、杉村は投資家としての顔も持っており、『バカでも資産1億円「儲け」をつかむ技術』(小学館)も話題、各地で株式投資のセミナーを開くほどの才能を開花させた。

 ただ「魔の三回生」たちは、不祥事の内容が後になっても笑えないレベルのため、杉村のようにタレント化することも出来なさそうであり、再起は難しそうだ。

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