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藤川京子の一口馬主日記withキャロットクラブ Vol.2

 前回お話したキャロットクラブのカタログから、私は3頭を選びました。どれかはまだ秘密ね。でも、ひとつだけ教えてあげると、広告に出てた「ライラックレーンの06」はたまらず買っちゃった!
 “藤川ファミリー”(愛馬たちをこう呼んでいる)の一員になった、子どもたち。みんな、よろしくね。勝利の2文字を目指して、ともに歩んでいこうではないか。どんなつらい時があっても、私は応援していくからね。愛馬たちは私の生きるすべてなのです。仕事で失敗して落ち込んだり、友達とケンカしてどうしようもないときとか、いつも私を励ましてくれる。
 たとえ、どんなに負けたとしても、雨が降っても風が吹いても、彼らは一生懸命に走る。そういう姿を見ていると、勇気をもらえるの。私も頑張らなきゃって。実際に競馬場で愛馬が走ること自体、すごいこと。どれほど厳しい世界なのかというのは、実際に観てもらえばわかると思いますが、想像を絶します。そのレースに、自分の子どもたちが参戦しているのです。命をかけて…。もう鳥肌は立つし、興奮マックスだし、自然と涙がこぼれてくるし…。たった一度のレースでも我を忘れてしまうのが、愛馬のレースなのです。

 そうそう、私の1頭目、やさしそうな瞳の「ライラックレーンの06」は、申し込みした3月の時点では残口があったんだけど、今はもう満口になっちゃいました。危なかった…。で、名前が決まったんですよ。発表します!
 ジャジャーン!!「フィフスペトル」です。この馬名は、“5枚目の花びら”という意味。花びらのようなやさしいイメージがこの子にはありましたから、ピッタリといっていいですね。とても気に入りました。フィフスに出資した“お仲間さん”たちは、どんなところに惹かれて決めたのかな?競馬場で、もしお仲間にお会いできたら聞いてみたいな。
 明日はNHKマイルC。キャロットからは、12分の4の抽選をくぐり抜けたリーガルスキームが挑戦。ダート2戦2勝で初芝だけど、安藤勝騎手は芝の方がいいといっていますし、圧勝した2戦の内容からもスピードは十分。予想される雨馬場もこなしてくれそうです。

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