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知られざる各映画賞の裏側、選考方法が不透明でたけしが批判も?

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樹木希林

 今年度の映画賞が続々と発表される中、スポーツ紙ではライバル紙に当たる『報知映画賞』と『日刊スポーツ映画大賞』がそれぞれ発表された。

 「報知」の邦画作品賞は『孤狼の血』。主演男優賞は役所広司、主演女優賞は篠原涼子、助演男優賞は嵐の二宮和也、助演女優賞は故・樹木希林さんがそれぞれ獲得した。

 一方「日刊」は作品賞に『万引き家族』、主演男優賞に松坂桃李、主演女優賞に安藤サクラ、助演男優賞に高橋一生、助演女優賞に樹木さんをそれぞれ選んだ。

 「互いにライバル紙ということもあり、基本的には各賞を同じにすることを避ける傾向にあります。とはいえ、樹木さんは亡くなったこともありますが、圧倒的な演技力・存在感を放ち早くも二冠を獲得。スポーツ紙系ではほかに在京スポーツ紙7紙が主催する『ブルーリボン賞』がありますが、選考は独特。2紙の映画賞とは違った結果になりそうです」(映画業界関係者)

 そして、各映画賞が出そろった時期に発表されるのが『日本アカデミー賞』。同賞をめぐっては過去に北野武監督が、「日本アカデミー賞最優秀賞は松竹、東宝、東映、たまに日活の持ち回り。それ以外が獲ったことはほとんどない。(賞を選定する)アカデミー賞の会員なんてどこにいるんだ。汚いことばっかやってる」と批判し物議をかもしていた。

 「たしかに選考方法が不透明で、北野監督の批判も納得がいきます。しかし、受賞作品・受賞者を見渡すとバランスは絶妙。国内の映画賞の中では最も“権威”があるのは変わりません。もっと選考方法をクリーンにすればより権威が高まると思われます」(同)

 今後、続々と発表される映画賞だが、実力や世間の評価以上に“大人の事情”が色濃く反映されそうだ。

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