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テレビ復帰計画が脆くも崩れ去る元NHK登坂淳一の身から出た錆

 元NHKの麿こと、フリーアナウンサーの登坂淳一がフジテレビ系の『ワイドナショー』(4月15日OA)に出演し世間を驚かせた。登坂といえば『週刊文春』でNHK時代のセクハラ疑惑をすっぱ抜かれ、4月にスタート予定だった『プライムニュース イブニング』(フジ系)のキャスターを自主降板。謹慎生活を送っていると報じられていた。
 「捨てたフジが自ら拾い上げたんです。登坂がフリーになって初めて出演したのが『ワイドナショー』。しかも記念すべきテレビ復帰が、皮肉にも同局。コメンテーターを務める松本人志でさえも『状況を考えたら下り坂さんですか』と困惑し、どこまで笑いにしていいのか推し量っているのが分かりました。ちなみに登坂のギャラは1本5万円〜という破格値だった」(制作会社プロデューサー)

 実は、登坂がこんなにも早くテレビ復帰を果たしたのには理由がある。登坂が所属するホリプロへの忖度があったというのだ。
 「そもそも文春で報じられたセクハラに関しては事前に番組プロデューサーにも通告し、問題なしというジャッジになっていたんです。ところが一転、降板ということになった。これでは話が違うと事務所サイドから猛クレームが入ったようです。何度も話し合いがもたれた結果、秋口にバラエティー番組での起用が約束された」(テレビ関係者)

 だが、登坂にはツキがなかったようだ。登坂が『ワイドナショー』で復帰をするのと時を同じくして報じられたのが、セクハラスキャンダルの数々。日本テレビ系列の熊本県民テレビの社長がセクハラ更迭、財務省の福田次官もセクハラ辞任。あげくは『TOKIO』の山口達也がセクハラ以上の強制わいせつ事件だ。
 「そんな最中に登坂の復帰話が進むわけがない。登坂サイドから、基本100万円〜のギャラも言い値でいいとの条件がついたが、そもそもスポンサーが付かない。所属事務所が何を言おうが、しばらくは様子見ですね」(フジ関係者)

 登坂アナは、己の所業を呪うしかないようだ…。

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