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故たかじんさんの番組全消滅 『殉愛』でテレビ局側も人事異動実施

 2014年1月に亡くなった、歌手でタレントのやしきたかじんさん(享年64)の冠番組が、この6月をもって全て消える事になった。
 今年4月の改変期に、関西テレビ『たかじん胸いっぱい』は『胸いっぱいサミット!』に、読売テレビ『たかじんのそこまで言って委員会』は『そこまで言って委員会NP』にタイトルが変更され、番組タイトルからたかじんさんの名前が消えた。しかし、テレビ大阪『たかじんNOマネーBLACK』だけは、タイトル変更をせずに4月以降も続けられていたが、その番組も6月一杯で打ち切られることになった。
 たかじんさんが亡くなった後に『たかじんNOマネーBLACK』に番組名を変更し、お笑い芸人『メッセンジャー』の黒田有(45)がMCを担当してきた。黒田といえば、女優の国生さゆり(48)との熱愛・合鍵問題で、話題になっている最中。それにもかかわらず、仕事が一つ無くなってしまうことになる。

 『関西の視聴率男』の異名を持つたかじんさんだったが、いつまでもその名前に頼るわけにはいかない。しかし、テレビ局の本音は経費節減のようだ。
 「冠料は週に30万円。それ以外にも、たかじんさんの名前が入っている以上、たかじんさんのVTR素材を使うことになる。ここにも使用料が生まれていた。支払う側は年間約2500万円以上。外す時期に来ていた」(テレビ局員)

 ここまでに至った経緯には、たかじんさん亡きあとに、妻のさくらさんが出版した『殉愛』が、大きな問題になっている。本の内容で、番組担当者が犠牲になったという話も噴出しているのだ。
 「『殉愛』にあそこまで書かれてしまったら、取り返しがつかないですよ。たかじんさんを番組で使い続けてきたプロデューサーですからね。さくらさんは感謝しなきゃいけないのに、自分の目先しか考えていなかった」(番組スタッフ)

 『殉愛』には「『いつか○○さん(著書では実名)にハニーをきちんと紹介したい』とも言っていた。この夜、たかじんはその言葉通り、『ぼくの一番大切な女性です』と、さくらを紹介した。そして自分がどれほどさくらを大切にしているかを熱く語った。『たかじんさんとさくらさんは、純愛なんだね』○○はしみじみと語った。たかじんは本気で照れていた。○○はさくらに向かって、『たかじんさんは本当は心の優しい男なんです。しっかりと支えてやってください』と言った」と、書かれている。
 ○○さんは当時、テレビ局の社長。さくらさんと社長を会わせたのは、番組の担当プロデューサー。プロデューサーは、社長のお眼鏡にかない昇進する。さくらさんは、テレビ局トップとの親密さをアピールする。この秘密を暴露されてしまったことで、局長にまで上り詰めたプロデューサーには、社内から批判が生まれた。
 結果、局長は今年7月の人事異動で、左遷されることが決まったという。番組の冠を外されたのも、社員の異動も、元はといえば、さくらさんの私欲から始まったと局内で言われている。

 これからも遺産相続や著書『殉愛』の出版差し止め裁判など、たかじんさん周辺の問題はまだまだ山積になっている。関西に愛され、関西を愛したたかじんさんが、安らかに眠れる日は、いつになるのだろうか。

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