「新人グループを大々的にデビューさせるのはジャニーズの十八番。しかし、ここまで人気・実力がともなわなかったグループは稀。ジャニーズのやり方が飽きられたのかもしれません」(芸能プロ関係者)
昨年9月にデビューした同グループはTBSやフジテレビで中継されたバレーボール国際大会のテーマ曲を歌い知名度がアップ。昨年12月のファーストコンサートはいきなり1夜限りの東京ドーム公演という破格の扱いだった。
「ジャニーズの社長は最近、健康面も心配され、ここ1、2年での隠居がうわさされている。同グループはそんな社長の『最後のお気に入り』と言われ、テレビ局やアイドル誌への売り込みもハンパじゃない」(同)
4、5月には2都市12公演のコンサートツアーを開催しているが、実はチケットの売り上げがさっぱりだというのだ。
「チケットが余っているので、ファンに無料招待券を配っているらしいです。通常、ジャニーズのチケットはジャニーズのファンクラブに入っていなければ入手困難。しかもバレてしまうため購入したファンはオークションに出品しません。もし出品されてもペアで10万を超えることもザラ。しかし、同ユニットのものは大量にオークションに出回り、値段も上がらない」(テレビ関係者)
確かに、ネットオークションをみると、5月5日と6日の横浜アリーナのチケットが多数出品され、1枚5800円にもかかわらず、定価割れの2枚1万円でも入札がないほどの不人気ぶりだ。
「4月の大阪城ホールのコンサートは、席が埋まらなくてとれなかったファンクラブに入会していない人にも無料招待状が届いて、招待状を持ったファンが並んでいたらしい。友達はちゃんとチケット買ってコンサートに行ったけど、グッズ売り場は行列ができてなくて、すぐに買えたって」(ジャニーズのおっかけファン)
強大な事務所のバックアップがあるにもかかわらずの不人気ぶりだが、果たして原因はどこにあるのだろうか?
「どのメンバーも『帯に短したすきに長し』。ピンでドラマに出ても光るものがないし、歌唱力が抜群なわけでもない。ジャニーズのグループで久しぶりにコケてしまった」(音楽関係者)
同グループは今後巻き返すことができるのだろうか?