◎アズマシャトル
弥生賞6着、毎日杯5着…暮れのラ2歳S(2着)の内容を考えると、今春の2戦とも歯がゆいレースが続いている。弥生賞はノメるような馬場、毎日杯は体調? それなりに敗因がはっきりしているので巻き返しに期待する。
この中間は、再三併せ馬で追われており、叩き3戦目で体調面は文句なし。速い上がりを差し切った京都での新馬戦から、このコースも合うはずで条件面も好転する。ダービー出走に向けて賞金加算が最低目標だが、陣営も勝って大舞台へ臨みたいというのが本音だろう。
将来性、スケールの観点から、相手候補は、シャドウダンサーとハギノハイブリッドの2頭か。シャドウは3戦2勝のキャリアながら、2着に敗れた一戦の勝ち馬がトゥザワールドであり、まだ底を見せていないのが魅力。ハギノは、東京への輸送を含んでの中一週という強行軍ながら、目下絶好調。前走の勝ちっぷりが良く、ダービーに出したい1頭。
【馬連】流し(14)軸→(2)(3)(8)(11)(17)
【3連単】フォーメーション(14)→(3)(8)→(2)(3)(8)(11)(17)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。