「一番は番組視聴率。昇太が司会者になってから微減傾向にあるんです。局内でもこの数字の動きに対し、警戒しているんです」(編成関係者)
7代目選任を急ぐ理由がもう一つあるという。
「昇太の年齢です。見た目は若いが還暦まであと2年。最近の60歳は若いと言われているが、やはり健康面の不安は拭えない。ましてや昇太は独身。関係者が不安になっている」(放送作家)
そんな中、白羽の矢が立ったのが、あの人気アイドルグループ『TOKIO』のリーダー、城島茂(47)だ。そもそも『笑点』の司会者を落語家でない者が務めることは可能なのか?
「実は、規定など設けてはいないんです。誰もが『笑点』の司会者になれる権利がある。この52年の歴史を紐解いてみても、2代目には放送作家でタレントの前田武彦、3代目はコメディアンの三波伸介が務めています」(編成関係者)
とはいっても、城島は天下のジャニーズ事務所に所属する大物タレントの1人。『笑点』の司会者を務めることなど、現実的に可能なのか?
「事務所的には大歓迎ですよ。CDなどが売れない昨今、櫻井翔や国分太一、井ノ原快彦、東山紀之らなどは報道&情報番組の司会を露骨なまでに取りに行っている。アイドル戦略がもう頭打ちであることは百も承知なんです。『笑点』の司会となれば新展開も見えてくる。そもそも城島は、正月に放送される特番『笑点』の常連メンバーで、司会者ぶりも評判になっており、知る人ぞ知る落語好き。おまけに大のダジャレ好きでもある。適正度は120%です」(制作関係者)
当然、気になるのは、城島の出演料だ。
「昇太が1本100万円〜。城島は70万円〜が適正な価格になるんじゃないですか。演芸界では赤子扱いですからね」(前出・放送作家)
城島が7代目司会者を襲名するタイミングはいつか。
「早くて2年、遅くても5年以内というスパンで日テレサイドは考えている。城島が最優力候補であることは確かです」(芸能プロ関係者)
日テレは『笑点』を100年は続けたいと考えているという。今後に注目だ!