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橋本千春の勝馬ピックアップ!(7/11) トウショウシロッコ重賞初制覇だ!

 福島11R「七夕賞」(芝2000メートル)は、無事これ名馬のトウショウシロッコがついに重賞初制覇を達成する。
 京成杯2着を皮切りに、重賞挑戦を重ね、今回が25回目。2、3着各4回と惜しいレースも数知れず。実力を疑う余地はない。年齢的にも7歳の今が円熟期で、今度こそ競馬の神様が降りてくると確信する。
 昨年はミヤビランベリの前に4着と後塵を拝しているが、着差はわずか0秒1。展開のアヤだから仕方のない結果だった。昨年のリベンジに向けて仕上げは用意周到。
 ここを目標に約3か月間充電をはかり、万全といえる態勢が整っている。前走比2キロ減のハンデ56キロも恵まれた。
 相手は、バトルバニヤン。前哨戦の福島テレビオープンを0秒4差突き放し圧勝。有り余る勢いがあり怖い。
◎12トウショウシロッコ
○10バトルバニヤン
▲7アルコセニョーラ
△9サンライズベガ、13サニーサンデー、15マイネルグラシュー

 函館記念の前哨戦「巴賞」(函館9R、芝1800メートル)は休み明け2戦目で走り頃の、ホワイトピルグリムでいける。
 その前走金鯱賞は久々の分、4着(0秒8差)と不発に終わったが1度使われた効果は絶大で、上積みは大きい。四位騎手も「ハイレベルの重賞でも通用する能力を持っている」と絶賛したほど。
 オープン特別の手薄なメンバー構成と、前走比2キロ減の55キロを考えればチャンスは限りなく高い。主戦の安藤勝騎手に乗り替わり、完全燃焼。差し切りだ。
◎1ホワイトピルグリム
○7ルールプロスパー
▲6ピエナビーナス
△3タガノサイクロン、14エフティマイア、16ナムラマース

 阪神10R「プロキオンステークス」(ダ1400メートル)は、グロリアスノア、サマーウインド、ナムラタイタンの3強の争いだろう。
 3頭の中では、重賞ウィナー(根岸S)のグロリアスノアが頭一つリードしている。前走の安田記念は16着と惨敗を喫しているが、海外遠征帰り+芝のGIという不利な条件を考えれば度外視して大丈夫だ。
 ベストの条件が整ったここは、起死回生の一発が決まるとみた。
 相手には、根岸S2着のサマーウインドを指名。6戦6勝と連勝街道を驀進する、ナムラタイタンには重賞初挑戦の壁があり、3番手の評価。
◎12グロリアスノア
○8サマーウインド
▲1ナムラタイタン
△7マカニビスティー、13ティアップワイルド、16ケイアイガーベラ

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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