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東スポ杯2歳S 混戦の2歳重賞 アベコーがピックアップしたのは!?

 17日(土)の東京競馬のメーンは「第12回東スポ杯2歳S」(JpnIII 芝1800m)。将来性豊かな素質馬が東西からそろい、白熱戦が展開されそうだ。アベコーこと阿部幸太郎が注目したのは、好位で運べる器用さがあるスマイルジャック。新馬勝ちを収めた相性のいい柴田善騎手に戻ったここは、惜敗続きに終止符を打つ絶好機とみる。
 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。
 先週、エリザベス女王杯のウオッカの出走取消には驚きました。8月の蹄球炎の後遺症が少し残っていたのかもしれません。それで今度はジャパンCに登録。大丈夫でしょうか。
 もっとも、私自身、エ女王杯の京都芝の馬場コンディションをまるで読み違えていました。あれほどインサイドが傷んでいたとは、軽く考えていた私の甘さ。失礼致しました。
 それゆえ積極策からスローペースに持ち込んで、直線はインサイドを避けたダイワスカーレット。安藤勝騎手の的を射た騎乗が心憎いばかりです。1番枠でインコースをひたすら走って失速した私の◎デアリングハートは、ボコボコ馬場がまるでダメ。距離も少し長すぎたかもしれません。反省です。

 さて、土曜日のメーンは「東スポ杯2歳S」。距離は芝1800m。一昨年がフサイチリシャールにメイショウサムソン。昨年はフサイチホウオーとフライングアップル、ドリームジャーニー。後のGI戦線に大きく影響を及ぼした馬ばかりです。2連勝中のスズジュピターは3カ月ぶりの実戦。狙いはひと叩きしたこの後の朝日杯FSかもしれません。
 さて、狙い馬を絞り込みましょう。新馬を勝ったばかりですが、ゴスホークケン。圧倒的なデビュー戦の強さから大器の予感もしますが、私の◎はスマイルジャック。新馬を圧勝し、ここ2戦のオープン特別が連続2着。なかでも、前走のいちょうSのクビ差2着が特筆モノです。ラスト3F34秒台のハイレベルの争い。このときフワッとして減速。ところが内からアポロドルチェが伸びてくると、ゴール前で再加速。盛り返してみせました。
 まだ若さはあるものの、この勝負強さが最大のセールスポイント。いちょうS3着だったアポロドルチェが、先週の重賞、京王杯2歳Sを圧倒。比較上、今回は東京コースが2度目ということも合わせて、大いに楽しみな一戦です。相手は前記ゴスホークケンが有力。

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