宮崎あおいは子役から芸能活動をはじめ、多くの映画やTVドラマで活躍、2007年には俳優の高岡蒼甫と電撃結婚。さらに2008年のNHK大河ドラマ『篤姫』では主役の座も射止めた。一方の新垣結衣はティーンファッション誌のカリスマモデルから女優へ『恋空』『フレフレ少女』などに出演し、多くの映画賞を獲得している。
ただ、二人とも“正統派”として支持を集めてきた女優であり、宮崎あおいから新垣結衣に出演者が変わったところで、さほどCMイメージが変化するとは思えない。では、なぜわざわざ交代する必要があったのか?
広告業界関係者は「CMが不評だったということはないです。ただ宮崎あおいは大河の主役になったことで、実力以上にギャラが高くなりすぎました。景気が良ければ問題ないのですが、このご時世ですからね」と解説する。また、芸能事務所関係者は「問題は宮崎あおいの夫婦仲ではないでしょうか。週刊誌などでたびたび“離婚が近いのでは?”と騒がれていますしね。CMはイメージが重要ですから」と別の見方をする。
「ギャラ」や「プライベート」の問題はどのCMに対しても同じことが言えるはず。「下手をすれば、他のCMでも切られていく可能性がありますよ」(前出の広告業界関係者)。今年は宮崎あおいに、広告業界から厳しい風が吹きそうだ。