芸能界は、このところちょっとした“副業”ブーム。
「島田紳助や和田アキ子といった大物芸能人が経営する飲食店が注目を集めていますが、評判はまずまずといったところです」(芸能ライター)
紳助が展開している「寿司 はせ川」は値段設定が高いという。
「おまかせで、1人2万円は覚悟しないといけません。個室もありますが天井が低くて隣りの部屋の声が筒抜けて落ち着きません。また、熊田曜子との“密会”で騒がれた石垣島の喫茶店は閑古鳥が鳴いているようです。和田の店『お菜屋わだ屋』は、予約が取れないほど繁盛していますが、ここも値段の高さが気になります」(同)
そんな中、新顔として現在、絶好調なのが“獅子舞フンドシ芸人”としておなじみの吉本興業・たむらけんじの店「炭火焼肉 たむら」だ。
「06年12月、大阪・蒲生に1号店をオープンさせたところ家族連れやカップルなどで大賑わい。開店前から店の前に行列ができるほどになっています」(同)
流行っている最大の理由は安くてうまいことだ。
「これまでの芸能人の肩書きや顔に頼った店作りは一切していない。数あるメニューの中でも、厳選したA4等級の国産牛を盛り合わせた“特選たむけんセット”(1人前3000円)が大人気です。昨年11月には2号店の南船場店もオープンさせています」(芸能ライター)
で、気になるのは売り上げだが、年商なんと6億円だという。
「先日放送された『むちゃぶり』(TBS)の中で、たむけん本人が告白していたので間違いないでしょう。1日の売り上げは160〜170万円で月商5000万円ということのようです。先輩・紳助もビックリの商才のようです」(同)
たむけん自身のギャラは、せいぜい1本10万円といわれているから笑いが止まらない。
「吉本は“ギャラより高い交通費”と言われているくらいのシブチン。たむけんは、この勢いで東京進出を目論んでいるようです」(お笑い関係者)
ともあれ、たむけんの“副業”が“本業”になる日は近そうだ。