「池井戸先生の原作は大半が映画やドラマなどで映像化され、残っているのは『金融探偵』(徳間書店)、『かばん屋の相続』(文藝春秋)、そして月9ドラマになる『ようこそ、わが家へ』(小学館)など数作だけだったんです。ドラマ『半沢直樹』が'13年7月に放映された直後から池井戸原作の奪い合いが始まり、今回は三顧の礼で池井戸氏を拝み倒したフジがドラマ化権を手に入れた。しかも映画化権も同時だそうで、版元には権利料で1000万円という破格の金額を支払ったとされています」(事情通)
ここで気になるのは相葉の出演料だが…。
「相葉の1本当たりのギャラは180万円。二宮和也や松本潤が最低350万円〜という額と比較すると約半額に近いのは実績がないからです。いくらジャニーズびいきのフジといっても、代表作のない相葉にいきなり350万円以上は支払えない」(芸能プロ関係者)
相葉はフジの自分に対する評価を知ってか知らずか、とにかくヤル気を見せ、役作りに励んでいるという。
ここで、ドラマの内容を一部紹介しておくと−−。
「商業デザイナーの倉田健太(相葉)が駅で列の割り込みを注意したところ、嫌がらせが始まる。さらに父親(寺尾聡)は勤務先の不正経理を知り窮地に立たされ、母親(南果歩)は陶芸教室で足の引っ張り合いに巻き込まれる。揚げ句は妹(有村架純)が元彼に追い回されるなど、トラブルに巻き込まれる物語です」(関係者)
月9ドラマをサスペンス仕立てで勝負を懸けるフジ。視聴率に注目だ。