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映画「252 生存者あり」完成会見

 映画「252 生存者あり」(水田伸生監督、12月6日公開)の完成会見が16日、東京・汐留のコンラッド東京で行われた。

 史上最大の巨大台風が直撃した東京でのレスキュー隊の命がけの活躍を描く。主役の伊藤英明(33)は「スケールのでかい映画」とアピールすれば、兄役の内野聖陽(40)は「兄弟、親子のきずな、人が大事にしなきゃいけないものを深く描いています」と胸を張った。
 また映画製作は日本テレビで、劇中にはフジテレビ社屋が水没、シンボルでもある球体が浮かんでいるシーンもある。代表作「海猿」でフジテレビと縁のある伊藤は「あまりお台場の話に触れたくないんだけど、さすがに球体でも浮かばないだろうと思って。監督に悪意があるのかと」と話したが、水田監督は「悪意はない。端的に東京が臨海都市であるということの象徴として、畏敬の念を払って使った」と釈明した。
 共演は山田孝之(24)、香椎由宇(21)、木村祐一(45)ら。

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