7月中旬から坂路入りを開始して約2カ月近く入念に乗り込まれてきた。8月1日には早々と坂路で800m51秒9をマークするなど仕上がりの良さに加えて、水準以上の動きを披露してきた。
「母はウチの厩舎にいたんだけど、ダートの中距離で結構活躍した。この馬も力強い走りをするのでダートは合うはず。いい根性をしているので初戦向きだよ」と柴田光師は手応え十分だ。
同じく武豊騎乗で3日目の芝1600m戦に登場するのがミッドセンチュリー(牡、父Mineshaft、母ウェルカムミレニアム=栗東・池江郎厩舎)だ。鞍上自らがまたがってケイコをつける熱の入りようで、昨12日の芝の追い切り(6F80秒5)ではスピード感満点の走りを見せた。
「素直で乗り味もすごくいい。成長次第では大きなところも狙えそう」と片山助手は将来性も高く評価している。