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ザック・JAPANの歴史的勝利の裏で…TBSらしさを発揮?

 キリンチャレンジカップ2010、日本×アルゼンチンのTV中継はいつもと違う趣向で始まった。ザッケローニ監督と中田ヒデのイタリア語での対談からスタートしたのは非常に興味深い。中田ヒデの流暢なイタリア語には驚かされた人も多いことだろう。

 さて肝心の試合だが、ザック・ジャパンが歴史的快挙をやってのけた。FIFAランキング5位のアルゼンチンに対し、同30位の日本が、しっかりとしたチーム力を見せ、前半19分の岡崎のゴールを決めた。虎の子の1点を守りきり、1-0のスコアで見事に勝利した。もちろんホームであるという日本側の利点を差し引いても、南アフリカW杯時のチームから引き継いだ強い意識を共有し、ザックジャパンで更にレベルアップしたのは間違いない。
 特に目を見張るのはW杯のメンバーからは惜しくも外れた香川のチカラが大きい。これからの日本を引っ張っていく中心の1人として、おおいに期待が持てる内容であった。試合終了の笛が鳴った瞬間、埼玉スタジアムに歓声が響き渡り、ザック・ジャパンを祝福していた。

 通常のサッカー中継は試合終了後にハイライトを流したり、選手や監督のインタビューを放送するのだが、今回のTBSはズバッとカットした。
 ザックこと、ザッケローニ監督のインタビュー途中にも関わらず即CMへと切り替わってしまったのである。編成やスポンサーとの兼ね合い上、仕方がない部分はあるが、勝利の余韻に浸りたい視聴者から非難が上がり、ネット上で数多くの書き込みがあった。また、放送時間内に収めるために後半ロスタイムを1分に短縮させたのでは? という声も上がっている。今後、中継する場合にはロスタイムの枠もしっかり取るべきである。
 ファンとスポンサー両者の声を聞かなければならないテレビ局もなかなか大変だ。

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