南北戦争後に奴隷解放へ導き、1865年に暗殺された同元大統領についてのスピルバーグ監督の伝記映画で、デイ=ルイスはこの第16代アメリカ合衆国大統領を演じる契約を交わした。
当初リーアム・ニーソンが演じるのではないかという噂があったが、ニーソンは以前、年齢が行き過ぎていることを理由に、この作品に関わっていないことを認めていた。
スピルバーグが史上最高の素晴らしい俳優の1人だと称賛するデイ=ルイスは、Hollywood.comに、「とても光栄だし、我々の道のりがついに『リンカーン』と交わったということにやる気が湧いているよ」と話している。
監督がこの伝記映画の計画に取り掛かり始めてから9年後、そしてニーソンに役を依頼してから5年後やっと、この発表に至った。
ドリス・カーンズ・グッドウィン著書のベストセラー『チーム・オブ・ライバルズ』を原作とするこの作品では、リンカーンの政治キャリアから始まり、内閣における葛藤を描く。
ドリームワークスが製作する同作は、来秋から撮影開始をすることになり、2012年後半に公開予定だ。