同作品は、片山恭一の青春恋愛小説で、2004年には実写映画化。大沢たかお、柴咲コウが主演を務め、当時まだ若手だった森山未來と長澤まさみも出演していた。映画が公開されると、大きな話題を呼び、興行収入は85億円、観客動員数は630万人を記録し、この年の実写映画ナンバーワンに輝いた。また、同作は同年に山田孝之が主演、綾瀬はるかが助演でドラマ化もされた。映画の勢いをそのままに、ドラマ版では数々の賞を総ナメにし、一躍「セカチュー」ブームを巻き起こした。
最近、CSで放送されていたドラマ版の「セカチュー」を観たという太田は、「最後、空港で倒れてさ、『助けてください』って。あれ、俺当時、散々ボロクソ言ってたじゃない!? 悲劇は悲劇だよ。だけど、人が死ぬっていうことで、みんな泣いてさ…、そこに一体何が…」と当時観た頃の感想を述べた。
しかし、「やっぱり、すごい悲しいね、あの話。歳取ると、若い子が死んでいく話は…、観てらんないよね。本当に可哀想で、だったら俺が先にって…。若い子が死んでいく話は、もうやめてほしい。観てらんない」とボロクソ批評していた事を訂正し、再評価。さらに、山田と綾瀬の演技についても、「上手」と絶賛した。