広末は夫に先立たれたシングルマザーで、小学生の息子を抱えポールダンサーで生計を立てている役。たが、岡田将生扮するナンパ師が原因の交通事故で死んでしまう。想いのこすことがある彼女は、ナンパ師の前に現れる…という話だ。
「ファンタジー仕立ての内容はさておき、オジサンたちの興味は広末のポールダンサーぶり」(映画関係者)
ソノ場面は冒頭からいきなり登場する。
ステージに現れた広末たち3人(後輩ダンサーは木南晴夏、松井愛莉)。一糸乱れぬチームワークで舞台中央のポールにからみ、ダイナミックでセクシーなポーズを取る。その衣装は羽毛のような腰巻きに白のブラとパンティーの下着だ。
広末は見事なポールダンスを披露する。ヘソ出し、ナマ脚剥き出しで、大開脚。銀色のポールをオトコの部分に見立てて両足で挟み、快楽でのけぞる、わななくお約束の官能ポーズまで見せている。
「今回の広末は猛特訓の末、ポールダンサーになり切りです。それ以上に、実生活でも同じ年頃の息子を持つだけに、この母親役に思い入れ撮影現場では“涙の熱演”だったとか」(映画記者)
確かに、広末の旦那のキャンドル・ジュン氏はボランティア活動や家事に忙しく稼ぎは広末頼み。なりふり構わず働く自分とダブらせたのだろう。公開中の『柘榴坂の仇討』では武士の貞淑な妻を楚々と演じているが、実像は本作に近い。
「9月末に終了したNHKドラマ『聖女』もエロかった。永山絢斗とのベッドシーンは“公共放送らしからぬ過激さ”とヘンな褒められ方をされた」(芸能記者)
ポールダンスシーンは後半にもある。
岡田とコンビでねっとりと男女の営みのごとく踊るシーンだ。半裸の2人がポールを挟んで絡み付き、セクシーな舞いを披露する。衣装の上からとはいえ、広末の乳房はほどよい大きさで、お尻はボリューム満点。誇らしげに突き出しているバック体勢がたまらない。
試写を見た映画評論家の秋本鉄次氏はこう評する。
「できればあと一枚脱いでほしかった(笑)。とはいえ、広末は今後、貞淑キャラとセクシーキャラの両立を目指すつもりでしょう」
エロい広末は大歓迎だ。