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日本テレビがトップ死守に躍起になる池上彰&カトパンの囲い込み作戦

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提供:週刊実話

 視聴率三冠王をひた走っている日本テレビが、'19年度に向け、早くも慌ただしい動きを見せている。元NHKの有働由美子に続いて、今度は池上彰(67)を、さらには元フジテレビのエースアナだった“カトパン”こと加藤綾子(33)の囲い込みに躍起になっていたのだ。
 「日テレは秋の10月編成で緊急事態を宣言する。今のままいけば、'18年の年度&年間視聴率三冠王は何とか達成できるが、来年は分からない。それよりも恐れているのは3年後。日テレが現在のフジテレビになっている可能性が浮上しているからです。そんな危機的状況を打破するために池上&カトパンというカードを切るんです」(大手広告代理店系シンクタンク関係者)

 実は、日テレの高視聴率を下支えしてきた全日帯(6時〜24時)の番組が壊滅状態にある。トップをひた走ってきた『ZIP!』や『スッキリ』、『PON!』『ヒルナンデス!』などが突然、視聴率を急落させているのだ。実際に直近の視聴率データを比較すれば日テレの凋落ぶりは一目瞭然。中でもひどい有り様なのが『スッキリ』だという。
 「7月2日〜7月8日の第1週を見ても、『スッキリ』が6.0%だったのに対し『モーニングショー』(テレビ朝日系)が9.1%。『とくダネ!』(フジテレビ系)が6.3%。こんな状態は、今や珍しくもない」(制作関係者)

 結果、日テレ局内で取り沙汰されているのが『スッキリ』の打ち切り説だ。
 「大幅リニューアルに着手する。水卜麻美アナは来年3月いっぱいで局から独立する公算が高い。さらに有働は『NEWS ZERO』起用を発表してしまった。結果、白羽の矢が立ったのが池上&カトパンの2人なんです」(芸能事情通)

 日テレが2人を囲い込むべく急遽、制作を決定したのが、8月9日に放送されるスペシャル報道特番『池上彰が教えたい!実は…のハナシ。』。
 「昨年、6月15日に一度、放送され、視聴率10.1%をゲットした人気番組です。日テレサイドは池上とカトパンの2人を何とか拝み倒して今回の第2弾制作に辿りついた。あとは、打ち合わせと称して『スッキリ』の後枠番組について意見を求めたりしながらジワリジワリ、囲い込もうという作戦なんです」(制作関係者)

 当然、気になるのが池上やカトパンの出演料。そもそも日テレはギャラが安いことで知られているが…。
 「特番はカトパンは1本あたり30万円〜。池上は1本120万円〜。フジだったら2〜3倍は出すでしょう。『スッキリ』の後枠に関してはカトパン50万円〜、池上90万円〜で交渉するようです」(制作関係者)

 果たして、日テレの思惑通りに事は運ぶのか?

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