事故で死んだはずの“彼”が、「写ルンです」を持って、“ワタシ”の前にゴーストとなって現れるところから物語は始まる。“彼”は言う「コレで思い出の写真を一緒に撮っていこう。使い切ったら、僕はいなくなるから」。“ワタシ”は言った。「何言ってんの。そんなの使えるわけないじゃん。使わなかったらずっと一緒にいられるんでしょ?」。写真を撮ろうとすすめる“彼”と、気持の整理がつかない“ワタシ”。そんな“ワタシ”が、ある日をきっかけに写真を1日1枚撮っていくことを決意する。「写ルンです」を通して描かれる再生の物語。最後の別れの1枚を撮るシーンは涙無しでは見られないだろう。主人公の“ワタシ”を演じたのは、日本テレビ ZIP!に出演中のタレントの長沢 裕。初めてとは思えない迫真の演技で、見る人の涙を誘う。“彼”を演じたのは、昨年「動物戦隊ジュウオウジャー」にも出演した注目の若手俳優の渡邉剣。ゴーストという難しい役を見事に演じきった。
安田レイの歌唱シーンはジャケットの世界観に通ずる美しい夜景をバックに撮影。撮影中には感情が高まり、思わず歌いながら涙がこぼれる場面も。本編でも本人が涙する様子が収録されている。そんな“泣ける”「きみのうた」は、4月19日からTVアニメバージョンの先行配信もスタートしている。
【安田レイ、コメント】
「実体験の“別れ”をもとに書いた『きみのうた』。もう二度と会うことは出来ないと思っていた人に、再び再会できたら、私達の人生はどう変わるのか。その再会がたとえどんな形であっても、きっとそれには何かしらのメッセージがあると思うんです。是非、この曲と、ミュージックビデオと、自分のストーリーを重ね合わせて観ていただけたら嬉しいです。出演してくださった、長沢裕さんと、渡邉剣さんの演技がさらにこの曲に表情をつけてくれているので、たくさんの方に観ていただけたら嬉しいです」