高橋は10日にブログを更新し、大辞泉(小学館)に掲載されている、「弄り イジリ」の定義について引用。「他人をもてあそんだり、困らせたりすること」と記されているが、高橋はこれに対し、「私が働いている業界では、イジリはエンターテインメントコンテンツであり イジリが無いとみんな困っちゃいます」とつづった。
高橋自身、鼻の形状についてイジられることも多いが、高橋自身は弄りに感謝しているという。一方では、プライベートで弄られることも少なくないようで、「プライベートで弄られると実際ムカッとする事もあります…(笑)」とし、その理由として「プロがエンターテインメントコンテンツとして弄るのとは キャリアとクオリティが違う」と述べていた。
さらに、高橋は「だからテレビを見て、無闇矢鱈に友達や仲間を弄るのがOKだ、面白い、と思うのは安易だし 弄りというのはとても難しいものだと思います」とつづり、「そして弄られている方は安易な弄りの場合、傷付いている事が多いように思います。弄る側のスキルと愛がないと難しいんです」と私見を述べていた。
しかし、このブログにネットからは、「仕事とプライベートを一緒にしないでほしいよね」「そりゃあ初対面の人にいきなりいじられたらうざいよね」といった共感の声もあるものの、「イジリはイジメを助長する。イジリ文化自体どうなの?」「イジリをして美味しいとか思わせるのが当たり前だと思う番組を作る方も問題あるよ」「どっちにしても容姿イジリは不愉快でしかない」といった懐疑的な声が多く集まっている。
「日本のバラエティ番組でよく見られる“容姿イジリ”ですが、『時代錯誤』という見方は年々強まっています。16年にアリアナ・グランデが情報バラエティ『スッキリ』(日本テレビ系)に出演した際、加藤浩次が近藤春菜を『マイケル・ムーアやシュレックに似ている』とイジリましたが、アリアナは一度も笑わず。CM中に『あなたは本当にマイケル・ムーアに似てないから。私が約束する』と近藤を慰めたのは有名な話です。
容姿イジリで日本のバラエティ界の異質さは少しずつ浮き彫りになっているのではないでしょうか」(芸能ライター)
高橋としてはテレビの外における“イジリ”について言及したかったようだが、世間の疑問の声は既にバラエティにおける“イジリ”全体に及んでいる。
“イジリ”文化を見直す時がとうとう来たのかも知れない。
記事内の引用について
高橋真麻公式ブログより https://ameblo.jp/takahashi-maasa/