その前走カペラS10着はスタート直後に他馬から邪魔をされ、リズムを狂わせたものと敗因は明らか。外を回るコースロスも響いた。それで、0秒6差なら巻き返しは十分可能だろう。
もともと、中山ダ千二は、〈4303〉とメンバー有数の実績を挙げている、十八番の条件。休み明けを使って、すべての面で上積みは大きいし、普通に走ってくればチャンスをつかむとみた。
当面の相手は、セントラルコースト。実力的に好勝負必至だ。マハーバリプラムは牝馬ながら、勝負根性は男勝り。前記両馬と2キロのハンデ差はアドバンテージで、逆転も夢ではない。
◎13ダイワディライト
○15セントラルコースト
▲6マハーバリプラム
△12ビクトリーテツニー、16ファイナルスコアー
10R「迎春ステークス」(芝2500メートル)は満を持して出走する、コスモエンペラーでもう一丁。
前走は休み明けで24キロ増と重め残りの状態だったが、0秒2差突き放す完勝劇。力の違いを見せつけている。1度使われた効果は絶大で、プラスアルファは大きい。
昨春は重賞でも穴人気になったほど、素質は高い。ここは通過点だ。
◎3コスモエンペラー
○6シャガール
▲7ヤングアットハート
△4キクカタキシード、9イチブン
9R「初茜賞」(ダ1800メートル)は休み明け3戦目で小差3着と好走し、ここに大きく望みをつないだテイクバイストームが狙い目。
中山ダ千八は全3勝を挙げている、最適の条件でもある。完全に調子を取り戻したとなれば、大いに期待できる。
◎13テイクバイストーム
○11リコリス
▲9ランブリングローズ
△3リュシオル、5ヒラボクビジン
最終R(芝1600メートル)はロジスプリングで今度こそ。
前走2着(0秒1差)は休み明けで追い切り不足の状態だっただけに、負けて強しだ。順調に仕上がった今回は、負けられない。
◎9ロジスプリング
○2マイネルエルフ
▲1サクラネクスト
△13メイショウマリア、15エイブルベガ
京都11R「シンザン記念」(芝1600メートル)はアドマイヤサガスをイチ押し。
前走の朝日杯FS10着(0秒8差)は勝負どころの4角で致命的な不利があり、度外視して良い。実力のほどは、前々走のデイリー杯2歳Sで2着(0秒2差)と好走し証明済みだ。
しかも、相手はブエナビスタ級と評判のレーヴディソールだから価値が高い。持ち時計通り走ればアッサリ勝たれて不思議はない。
◎5アドマイヤサガス
○4マルセリーナ
▲12ドナウブルー
△1オルフェーヴル、2ワイズリー
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。