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【ドラマの見どころ!】 こどもドラマだと思ってナメてかかるべからず!この先号泣するハメになるかも。『怪物くん』

 今日の【ドラマの見どころ!】は嵐の大野智主演の『怪物くん』(日本テレビ系)。どうなる事かと思ったけど、結構うまいことドラマ化できてる、藤子不二雄(A)の人気マンガ。安孫子先生らしい「笑ゥせぇるすまん」的な人間の“心の闇”も盛り込んで、子供向けながらなかなか深みのある内容になっているわよ。それよりも、同じマンガコスプレなのに嵐のアノ人に大きく差をつけて演技が冴えてる大野くんって、やっぱり大物なのかしら。

 “ミニ龍馬”でおなじみの濱田龍臣クン(9才)が、怪物くんたちの正体を知る重要人物、市川ヒロシとして登場。こどもだけだとロボコンみたいだから、ヒロシの姉貴のウタコに人気者の川島海荷をキャスティング。ドラキュラ(八嶋智人)と、オオカミ男(上島竜兵)フランケン(チェ・ホンマン)の起用も成功しているけど、この川島演じるウタコの存在が利いている。悪魔界・デモリーナの稲森いずみもドSっぽくてキレイ。

 人間界に現れた怪物くんたちの物語、第2話は「お金」について(ちなみに1話「うそつき」)。両親のいないヒロシの家では、高校生のウタコがバイトして生活費を稼ぐ。そのお金を怪物くんが使ってしまい、トラブルに。ウタコは悪魔界の手先・アックマー(毎回ボロボロ津田寛治)が企てる怪しい組織に「寿命」を切り売りし、ラクにお金を得る事を知ってムダ使いを始めるが、心と体を病んでしまい…。

 「なんで自由にお金を使っちゃいけないの?」という、永遠のギモンと、ドケチ大家さんに雇われてペンキ塗りをし、怪物くんが初めて稼いだ200円の重み。こどもドラマだと思ってナメてかかることなかれ。この先見続けたら、号泣するハメになるかも

 同局製作で、嵐の櫻井翔が主演した「ヤッターマン」という映画をこの間やっていたんだけど、特撮や1億円かけたといわれる衣装のコスプレばかりに神経が集中して、ぜんぜん愛ちゃんやガンちゃん、ドロンジョの内面が描けてなかった。要するにオタク向けで、子供向けじゃないの。その点、『怪物くん』は非常に心に訴えるものがあるわね。わかりやすい性格の主人公・怪物くんを演じる大野クン。そのまんまであんまり演技していない。まったくトクなアイドルよね。(チャッピー)

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