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次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol44 ブルーリバー)

 完全無欠の漫才師。しゃべるために産まれ、サンパチマイクをはさむために出会ったようなふたり。ともに180cmを超える長身の、デカポチャ。博多漫才を背負って立つに、違いない。(伊藤雅奈子)

 −−出身地の福岡から上京して1年半がたったそうですが、テレビ露出が増えたように思います。

 青木「僕個人としてはそんなに実感ないんですけど、ライブで会った芸人さんからは、『よぉ出てるなぁ』って言われます」

 川原「芸人が観る番組に、よぉ出てるからじゃないかな」

 青木「去年1年は、日テレさんの『PON!』にレギュラーで出てて、週の3日が収録っていうのがマストだったんですけど、それも今年3月で終わり…。暇になるかなぁと思ったらそうでもなく、毎日を送れてるかなって気がします」

 川原「休みはないですね、意外と」

 青木「福岡時代は、ロケを年間250日ぐらいやってて」

 川原「休みが年に1週間あるかないか、ぐらいで。ラジオも、1週間で8時間とかを5年ほどやってたので、場数はあるんですけど、こっち(東京)でスタジオになったり、ひな壇とか、先輩との絡みは、勝手が違いますからね」

 −−福岡時代に充分鍛えられたのでは?

 川原「ロケはね。でも、向こうでは月に1回しかライブがなかったので、こっちに来て、賞レースにしてもそうですけど、他事務所の人と場数が違うから、そのなかで勝たなイカンなと」

 青木「福岡時代に、ワタナベのライブに毎月出させてもらえてたんで、ちょっとずつ東京の怖さとか、九州から来たコンプレックスとか、負けちゃうんじゃないかいうのが取れてきたというか。毎月、東京のライブに出たことは、今思えば大きかったです」

 −−年末には、『M-1グランプリ』が復活します。すでに1回戦を突破していますが、目標はやはり優勝で?

 川原「出るからには、結果を残したいですね。“M-1”以外でも。“キングオブコント”も去年は出たんですよ、2回戦で落ちましたけど。どんな形でも、世に出たいって言うのがありますから」

 青木「漫才師なんでコントはやりませんっていう、僕らはそういうのではなく、チャレンジできるものには挑戦していけたらなぁと思ってますから。でも、“M-1”はつかみたい! 人生変えたいぐらいの勢いで」

 川原「独特の緊張感と、いい興奮がありましたよ、1回戦から。まずは、“来そう”と思われるところに行かないと。お笑いファンとか一般の人って、予想するじゃないですか、“今年は○○が来る”って。そこに入らないと」

 −−今後、出てみたい番組は?

 川原「“モジモジくん”(※1)をやりたいです。渡辺満里奈さんと憲さん(木梨憲武)がやってたの、覚えてるんで。デカいやつがやったら、どうなるんだろうって」

 青木「棒と棒のあいだに、入らんと思う(笑)」

 川原「ちっちゃいときに観てた番組ってどんどん終わっていっちゃうんですよ。『笑っていいとも!』(フジテレビ系)も、東京に出てきた日が最終回だったんで、出遅れた〜っ! と思いました」

 青木「やっぱりダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるず。子どものころにゴールデンでやってて、学校でも話してたんで、生で観たいですよね」

 川原「僕はその3巨頭の片方とは、(番組で共演したことが)あるんですけど、そろったところはないんで、見たいですよね」

(※1)『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジ系/現『とんねるずのみなさんのおかげでした』)の人気コーナーで、演者は全身タイツ姿で、体で絵文字を作る。

【プロフィール】川原豪介(左)'81年8月生まれ。青木淳也 '82年1月生まれ。ともに福岡県出身。ワタナベエンターテインメント所属。2007年コンビ結成。

(次回は15年10月最終週に更新)

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