話題となったのは最初のニュース。太田プロダクションに約40年所属する山田邦子が、事務所ともめて独立するのではと騒動になってから、山田が初めて公の場でコメントしたと紹介した。
太田プロダクションといえば、有吉弘行、HKT48・指原莉乃をはじめ、バイキング金曜レギュラーの土田晃之も所属する事務所。そんな太田プロで約40年、移籍することなくお笑いの世界で“女芸人のポジション”を確立してきたのが山田だ。全盛期はレギュラー番組14本、しかも冠番組ばかりで、月収が1億円を超えたこともあるという。
ずっと太田プロで頑張ってきた山田の独立が疑われたのは4月29日のこと。歌舞伎座の襲名公演で、事務所側の人間が誰一人来なかったことにブログで苦言を呈したことがきっかけで、事務所ともめ、独立するのでは報じられた。スタジオでは、コメンテーターのサンケイスポーツ・森岡真一郎氏が山田の「去就」に言及。襲名公演だけではなく、11年間続けてきたNHKラジオの公開番組が終わったことも含め、現在の事務所側のバックアップの少なさに憤りを感じているのではと語った。
山田は舞台での囲み取材に応じ「社長と話はしているが、今は舞台に専念するので事務所をやめるつもりはない」とコメントしている。舞台で山田が演じるのは芸能事務所の社長。今回の騒動と重なる役どころで、本日が公演初日だったことから、ネットでは「ただの宣伝」だと不満の声が続出している。MCの坂上忍も「結果的に十分な宣伝になっているんですけれども」とコメントした。
中尾彬は山田の功績は認めつつも「芸人は衰えるもの。(タレント側も)それぐらいの覚悟はしておく必要がある」と語った。坂上は終始静かな様子で、おぎやはぎ・小木博明もときおりひじをついて話を聞いていた。そのまま、芸人の事務所事情などを語り合ったが、盛り上がりにかけたままこの話題が20分続いた。ネットでは、「誰が興味ある話題なんだよ。ネタ切れか?」「独立しようがどうでもいい。せめて(同事務所の)土田がいる日にやれよ」「楽屋トークか」といった声が相次いだ。
山田がブログで事務所に苦言を呈した投稿は4月29日。歌舞伎の様子も流れない特集だった。トップを飾るネタとしては新鮮味と充実度に欠けたようだ。