しかしながら、猫ひろしにとってこの決断は実はいいことばかりでは無く、マイナスにもなりえる「両刃の剣」となるのでは? と一部でささやかれている。
第1の問題は某ネットで掲示板行われている猫ひろしへのバッシングだ。「話題性に走りすぎ」「あえて弱いところで勝負をしている」などが主な理由だそう。確かにオリンピックのルールでは一切問題が無いのだが、国籍の移動という手段を使ってでも出場したいというガツガツとした感じはこれまでの猫ひろしとは違うイメージを植え付けてしまっているのは確かだ。
また、間寛平のようにマラソン芸人として返り咲くかという見方もされているが、猫ひろしはずっとあのスベリ芸1本のままなので、トーク技術に関してははっきり言って稚拙。そのため仮にオリンピックに出場しても講演会などでの活躍は難しい(共演経験のある某芸人談)とも言われている。
しかしながらそのような声に負けずに猫ひろしは日々熱心にトレーニングを続けているという。この猫ひろしのみなぎる自信には周りのバックアップも大きいようだ。
もっとも影響力があると言われているのが、元マネージャー兼付き人であった芸人のジジ・ぶぅ。彼の趣味は占いであり、その結果に寄る助言も大きく後押ししているようだ。なお、ジジ・ぶぅは一種の霊能力に近いものも備わっているようで、その的中率は非常に高いという。また、猫ひろしの友人にはパワーリフティング選手として国際的にも活躍した、なべやかんもいるため、よき相談相手になっているらしい。
16日にインドネシアで開催される五輪選考レース「東南アジア競技大会」に出走予定だったカンボジア代表選手3人も別競技に出るため辞退したこともあり、益々カンボジア国籍での五輪選手内定も近くなった猫ひろし。芸人からオリンピック選手が出れば、本当に前代未聞の出来事となるが、結果はいかに…?