問題の記事は、先日の8月19日に書かれた「さよなら」と題された記事。雨の中、出かけた先で起こった事の顛末を書き記した物なのだが、そこで書かれた彼女の行動が「芸能人としていかがなものか」と話題になっているのだ。
あいにくの空模様だったため、大きめのビニール傘を持って出かけた里田。立ち寄った店を覗こうと、傘立てに傘を差して店内へ。「10分くらい」で店を後にしようとしたのだが、傘立ての中を確認すると…。
「…ない。わたしのがない…変わりに見慣れぬ傘がポツンと一つ。(あーあ、誰かわたしの持ってっちゃったぁ。)」
どうやら、誰かが里田の傘を持って行ってしまったらしい。そして、彼女はしばし悩んだ結果、「誰かがわたしの傘を持っていってしまったのだから、わたしはその傘を使うしかなく、なんとなく複雑な思いで傘を開く。錆びている…穴が空いている…」として、そのまま彼女も誰かの傘を持って帰ってしまったのだ。
ブログには、ファンの不運な里田を気遣うコメントが多く書き込まれたが、一部ではこの行為を『窃盗行為では?』として問題視する意見もある。
確かに、雨の日に自分の傘が盗まれることはよくあること。それが今回里田も使っていた無個性なビニール傘ならば取り違いも多くあるし、自分の壊れた傘の代わりに誰かの新品の傘を持って行く人もいるだろう。しかし、自分が困っているからと言って、またそれが壊れている傘であったとしても、勝手に取っていって良いものだろうか。もしかしたらその傘は、店のスタッフの置き傘だったかも知れない。
自分の物が盗まれたから、他に誰もいないからと言って盗んで良いという話ではない。金額としては少額かも知れないが、その行為自体は決して褒められたものではない。一般人に影響力のある芸能人が悪びれることもなくブログで報告してしまう事については、やはり首を傾げざるを得ないのだ。
里田まい 8月19日のブログ「さよなら」
http://ameblo.jp/satodamai/entry-10991024649.html