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スペシャルインタビュー 千葉真一 日本映画をぶった斬り! 「俺はウソの無い時代劇で日本の文化と歴史を伝えたいんだ」(2)

 −−御年76歳ということですが、とてもそうは見えません。若さを保つ秘訣を教えて下さい。

 「映画のクランクインの2週間ほど前になると、ハワイや沖縄などの暖かい場所でトレーニングするんです。今体重が75キロなんですが、ちょっとオーバーなのでクランクイン前に70キロまで落とす。久しぶりのトレーニングでは筋肉痛が起きない程度の運動がいいですね。急激に運動すると身体に返って良くない。身体に負担が掛からないようにすることです」

 −−食事はどうされていますか?

 「僕は今、一日一食です」

 −−一食?

 「朝は野菜ジュースなどを飲みますよ。お茶やコーヒーも飲みます。でも食事は一食だけ、夕飯にしています。お付き合いとか打ち合せで夜、食事を一緒に、って多いじゃないですか。その時に食べませんじゃ失礼ですから、一食の食事は夜にしています」

 −−お腹、空きませんか?

 「空きますが、言葉が悪いんですけど、よく貧乏子沢山と言われてましたよね。人間にはサーチュイン遺伝子というのがあって、飢餓状態の時に子孫を残さなければいけないという状態になる。人間は空腹の時は遺伝子が活発になり、これが老化防止や若返りになるんです。今じゃ慣れすぎてサーチュイン遺伝子が動いてないんじゃないかと思いますが(笑)」

 −−では最後に、千葉さんから読者に向けてメッセージをお願いします。

 「海外で生活していると、日本に居るときより日本がよく見えるんです。日本人は世界一の民族だと思います。だから誇りを持ってほしい。僕が今言いたいのは、オリンピックが日本に来て海外の人たちに日本の何を見せられるのか? “This is Japan”というものが東京には何もないじゃないですか。大事なのは300年続いた徳川幕府ですよ、江戸城です。無駄なものを建てるんだったら、天守閣でも作りなさい、と言いたい。週刊実話読者の方々、日本には良い歴史の話がいっぱいあるんです。それを大事に残すために僕は映画を作るので、それを理解して頂きたい。そのために今、行動しています。日本の映画界に革命を起こしたい。ムービーレボリューションです。応援して下さい」

千葉真一
(英語名=JJ Sonny Chiba/19391939年1月22日生まれ)
19601960年、テレビドラマ『新七色仮面』で主演デビュー。19611961年には深作欣二監督の『風来坊探偵 赤い谷の惨劇』に主演。以来、深作監督とコンビを組み『仁義なき戦い』など数々の映画でヒットを連発。海外でも20032003年、『キル・ビル』に出演。監督のクエンティン・タランティーノとは友人。

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